ヒメハギ科
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ヒメハギ科 | ||||||||||||
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分類(クロンキスト体系) | ||||||||||||
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学名 | ||||||||||||
Polygalaceae Hoffmanns. & Link (1809) |
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属 | ||||||||||||
本文参照 | ||||||||||||
英名 | ||||||||||||
Milkwort family |
ヒメハギ科 (Polygalaceae) は双子葉植物に属する科。世界的に広く分布し17-19属、900-1000種を含み、特にヒメハギ属Polygala が多い。草本または低木。花は両性で左右相称。がくおよび花弁は普通各5枚、内側のがく2枚が花弁状になるものが多い。花弁は下3枚が合生して舟形になるものが多く、上2枚が小さい(またはない)。雄蕊は多くは8本、子房は上位2室で蒴果または核果を作る。種子には附属体(カルンクラ)がありアリがこれを好んで種子を運ぶ。日本にはヒメハギ、カキノハグサ、ヒナノキンチャク、ヒナノカンザシが自生する。サポニンを含み、セネガやイトヒメハギ(漢方薬:遠志=オンジ)などが薬用(去痰・鎮咳薬)として用いられる。
従来はトウダイグサ科やムクロジ科にやや近縁とされており、クロンキスト体系では独立のヒメハギ目としている。しかし最近のAPG植物分類体系ではマメ目に含めている。
ヒメハギは名の通り見かけがハギに似ており、左右相称の花は一見マメ科の蝶形花に似ているが、マメ科との直接的な関係はないと考えられている。
[編集] 属
Atroxima、Badiera、Balgoya、Barnhartia、Bredemeyera、Carpolobia、Comesperma、Diclidanthera、Epirhizanthes、Eriandra、Monnina、Monrosia、Moutabea、Muraltia、Nylandtia、Phlebotaenia、ヒメハギ属Polygala(ヒメハギ、カキノハグサ、ヒナノキンチャク、セネガ)、ヒナノカンザシ属Salomonia、Securidaca、Xanthophyllum。
[編集] 外部リンク
- Polygalaceae in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since].
- Polygalaceae in Watson, L., and Dallwitz, M.J. 1992 onwards. The families of flowering plants: descriptions, illustrations, identification, and information retrieval. Version: 29th July 2006