フォークギター
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フォークギター(folk guitar)とは、撥弦楽器であるギターのうち、アンプを使った電気増幅を伴わなくても演奏可能ギターであり、かつスチール弦を使用しているギターの総称。アコースティック・ギターの一つである。
[編集] 特徴
フォークギターという呼称は、フォークソングの弾き語りに使われることが多いアコースティック・ギターに対して、この名称が定着した。
クラシック・ギター(あるいはガットギター)が、12フレットでボディと接合しているのに対して、フォークギターの多くは14フレットで接合している。 ピックによる演奏の際にボディ表面を保護するために、鼈甲製やセルロイド製のピック・ガードをサウンド・ホールに沿って張ってあるものが多い。
1980年ごろまでは、ヤマハFG等のギターがボディ形状で「フォークギター」と「ウエスタンギター」とに分けることもみられたが、現在では「フォークギター」に統一されている。
フォークギターのボディの形状には様々な物が存在するが、米国のマーティン社のドレッドノート・スタイルや000スタイル、ギブソン社のラウンドショルダーと呼ばれる形状等がよく見られる。
[編集] 演奏スタイル
アンプを通さないで演奏するスタイルをアンプラグドと呼ぶが、どこまでをアンプラグドと呼ぶかの定義は曖昧であり、一般にコンサートでは生音のみでは遠くまで聴こえないので、マイクロフォンを使って音を拾い、音響用アンプなどで音を増幅してスピーカーで出力している場合も含む。
演奏する際には、立って行う場合と椅子などに座って行う場合がある。立って演奏する場合はギターストラップを用いるが、座って演奏する際にもギターを安定させるためにストラップを使うことも少なくない。
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