ボールカウント
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ボールカウントとは、野球の試合における投手と打者との勝負に対する判定(ストライク・ボール)の記録である。
[編集] 概要
野球では、打者は3ストライクで三振、4ボールで四球となる。ボールカウントは、投手と打者の勝負の経過を表すものであり、投手有利か打者有利かを示すバロメーターとなっている。
一般的にストライクが先行していれば投手有利、ボールが先行していれば打者有利といわれる。
- 2ストライクになると、投手は「追い込んだ」、打者は「追い込まれた」といわれる。
- 0ストライク3ボールや、1ストライク3ボールから打ちに行くのはよくないといわれている。
- 2ストライク3ボールは、「フルカウント」と呼ばれる。
なおテレビ中継では、イニング中のアウト数を示す「アウトカウント」も併記される。
[編集] 日米での違い
日本ではストライク→ボールの順だが、アメリカではボール→ストライクの順である。
例えば、「ボールカウント1-0」といった場合、日本では1ストライク0ボールであるが、アメリカでは1ボール0ストライク(0ストライク1ボール)となる。