マテリアルゴースト
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『マテリアルゴースト』は、富士見ファンタジア文庫から出版されている葵せきなのライトノベルである。イラストはてぃんくる。第17回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作。
[編集] ストーリー
| マテリアルゴースト | |
|---|---|
| ジャンル | コメディ |
| 小説 | |
| 著者 | 葵せきな |
| イラスト | てぃんくる |
| 出版社 | 富士見書房 |
| レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
| 発表期間 | ２００６年１月２５日 - |
| 巻数 | １－３巻（未完） |
| その他 | 第17回ファンタジア長編小説大賞〈佳作〉受賞作 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 既刊一覧
- マテリアルゴースト1(2006年1月)ISBN 4-8291-1789-3 c0193 ￥580E 富士見ファンタジア文庫 1187 166-1
- マテリアルゴースト2(2006年5月)ISBN 4-8291-1819-9 c0193 ￥580E 富士見ファンタジア文庫 1217 166-2
- マテリアルゴースト3(2006年9月)ISBN 4-8291-1864-4 c0193 ￥580E 富士見ファンタジア文庫 1262 166-3
[編集] 掲載一覧
- マテリアルゴースト MATERIAL GHOST（「月刊ドラゴンマガジン２月号増刊 ファンタジアバトルロイヤル WINTER 2006 富士見書房」50から61ページにて）
- 学校の七不思議について調べるユウ。そこには、未練を持った幽霊がいて……。
[編集] 外伝タイトル一覧
- 「式見蛍のブログ」シリーズ
- 「インビジブルゴースト」
- 「オルタナティブ・ゴースト」
[編集] 登場人物
- 式見 蛍 (しきみ けい)
- 本作の主人公である、自殺志望の高校生。家族から離れ一人暮らしがしたかったため、遠く離れた私立現守高校に進学してきた。自殺志望だが、痛いのは嫌なので苦しまずに死ねる方法を探している。
- 普段はクールキャラを装っているが、熱くなりやすくあまりクールになりきれていない。また、かなりのお人よしであり困っている人を見るとなんだかんだ言いつつも助けてしまう(ただ、その善行が報われたことはない)
- 恋愛面に関しては凄まじく鈍感で、ほとんどの女性キャラから好意を持たれているが、本人はまったく気づいていない。
- ユウ
- 蛍が偶然出会った記憶喪失の初心者幽霊、蛍の霊体物質化能力により物体に触れられるため、ところ構わず蛍に抱きついてくる。
- 幽霊とは思えないほどハイテンションであり、その上疲れの概念が無いため深夜だろうとお構いなしに騒ぎ立て、蛍の睡眠を妨害する。時間が経つに連れて食事・睡眠も出来るようになり、蛍にとっては人間とほぼ代わりない存在である。
- 萌えアニメを好み、自らもゴスロリな服装を好んで着ることなど、なかなかディープな趣味を持っている。
神無 鈴音 (かんな りんね)
- 蛍の同級生であり、霊能力者の家系である神無家の血筋を引く巫女少女、霊能力者としての能力は平凡レベルながらも知識は膨大である、そのぶん応用が苦手な頭でっかちでパニックに陥りやすい。
- 蛍に友達以上の感情を持っており、蛍に褒められたり、好きだと言われたときには、顔が真っ赤になるほど照れてしまう。だが肝心の蛍が凄まじく鈍感なため仲はほとんど進展していない。
- コスプレの一種となった巫女服を着るのを頑なに嫌がっており、真儀瑠 紗鳥に「巫女服を着ない巫女少女」と呼ばれてしまう。
真儀瑠 紗鳥 (まぎる さとり)
- 蛍の通う高校の先輩の女子高生、帰宅部部長を名のり、「お前が先輩と私を呼ぶなら、私も後輩と呼ぶ」というわけの分からない理由で蛍を後輩と呼ぶ。
- かなりの美人だか、姿に似合わない漢口を使う。傍若無人な性格で、蛍も半強制的に帰宅部副部長に任命されおもちゃにされているが、本当に大事なところではきちんと周りのことを考えて行動するため、信頼は厚い。
- 幽霊が見えないながらもユウの存在に気づくなど、非常に高い推理力を持っており、連続殺人事件を解決したこともあるらしい。(真偽のほどは定かではない)
- だが、前途に記したように霊視能力がないため、霊関係のことになると一気に影が薄くなる。
星川 陽慈 (ほしかわ ようじ)
- 蛍の子供の頃の友達、蛍と同じ地域の高校に進学しており、現在は寮暮らしである高校生。
- ユウを幽霊と気づかないほどの強い霊視能力を持っているが、宙に浮いているにも関わらず幽霊と分からないなど、少し抜けている所がある。
- 幼いころに恋愛関係のことで蛍に恨みを持っている。
篠倉 綾 (しのくら あや)
- 蛍の幼馴染である少女、陽慈と同じく実家から遠く離れた高校に進学してきており、バイト先で(先輩の陰謀により)再会する。非常に明るく、「あははー」という語尾が延びる特徴的な笑い方をする、彼女の笑顔はまわりの人も幸せな気分にさせると、蛍にベタ褒めされている。
- 「美少女連続顔剥ぎ殺人事件」の犯人逮捕に貢献するがそれが彼女の人生を変えていくことになる。
式見 傘 (しきみ さん)
- 夏休み前に突然やってきた式見蛍の妹。なぜか霊視能力を持っており、その上極度のブラコンなため、よく蛍に抱きつくユウとの相性は最悪である。
神無 深螺 (かんな しんら)
- 鈴音の姉であり、神無家を代表する霊能力者。悪霊を利用した除霊を行うため、漆黒の巫女と呼ばれている。
春沢芳子(はるさわ よしこ)
- 蛍が入院中したときの担当の看護師、サッパリとした性格で、退院するころには友達のように軽口を言い合うほど仲良くなった。
- 挿絵では若く見えるが、三十代半ばである。
カズミ＆ショーコ
- 章と章の間に登場し、都市伝説や悪霊について語る(カズミがショーコに事件のあらましなどを説明する形をとる)女子高校生二人組。
- 主人公達との絡みはないが、事件に関わらない第三者からの視点を読者に伝える重要な役割である。
- ＷＥＢ上で一時的に配布された小説「ビターテイスト」ではメインキャラに昇格した。
中に居る
- 都市伝説にまでなった最強クラスの悪霊。
- 駅のホームに潜みメリーさんの電話を真似た方法で犠牲者に近づき、最後は体を乗っ取って飛び降り自殺を誘発させる。
顔剥ぎ
- 「美少女連続顔剥ぎ殺人事件」の黒幕である悪霊、生前、容姿のことで差別され続けたため、美しい女性を強く憎んでいる。
- とり憑いた人間を完全に支配する「完全憑依型」の霊であり、中に居るに匹敵する霊力を持つ。
文崎晶子（ふみざき あきこ）
- 「中に居る」の被害者。〈【interlude】―都市伝説―〉の主人公。
完全なる使い捨てキャラクターたち（幽霊たち）
- 病院で見た霊１・老人……式見蛍が交通事故に遭い気を取り戻したときに、壁から棒のようなものが出て来て――と、それがこの老人というキャラクターの初登場であった。事故の日からずっと式見蛍のベッドを見ていた。なんでも、式見蛍の来る前に息を引き取った人物らしいと噂話から推測された。呪縛霊の類だろうと推測。ベッドに強い思念を残している。看取ってくれる家族も居なかったのか――というところが式見蛍と同じような境遇なので共感。
- 病院で見た霊２・恐怖映像 幽霊の腰掛けている上から人間（この場合生きているものを指す）が腰掛けたため「二人の人間が重なっている」映像で見えたというもの。奇妙で歪な映像。
- 駅で見た霊１・線路の上で血だらけのサラリーマン
- 駅で見た霊２・首無しの女性っぽい体
名前だけの完全なる使い捨てキャラクターたち（人間たち）
- なんでこの時間帯に居るのか分からない高校生、営業でもまわっていたような新人っぽいスーツ姿の若者、買い物袋を両手に下げたおばさん、やたら派手なシャツを着てウォークマンをシャカシャカ鳴らせている男性。
[編集] ＷＥＢ上での外伝作品
作者のブログである栄養の無いサプリメントにて、不定期掲載されている小説の登場人物。
吉村 加奈子 （よしむら かなこ）
- 蛍が入院中に出会った「自分の手で人の命を終わらせてみたい」と願う少女、当初は自殺志望である蛍を殺そうとしていたが、蛍が死ぬと入院生活が暇になるので、いつしか友達になり、「命の尊さを学ぼう同盟」を結成する。
- 登場作は「式見蛍のブログ」シリーズ
雪瀬 空 （ゆきせ えあ）
- 蛍の通う高校の卒業生で、何者かに後ろから絞殺され幽霊となる。
- 「空気のように在りたい」と日頃から思っていたため、他の幽霊や霊能力者さえにも知覚;できない特殊な霊となった。
- 空気のような存在だった自分を殺した犯人を見つけるため、行動を開始する。
- 登場作は「インビジブルゴースト」
御倉 了（みくら りょう）
- １５年越しの恋が叶い、幼馴染から恋人になったその翌日に、神無鞠亜を庇い胸を刺され死亡した男。残してきた彼女に再び会うため、鞠亜と共に『他人に見えて、しかも、物質に触ることも出来る最強の悪霊』を目指す。
- 登場作は「オルタナティブ・ゴースト」
神無 鞠亜（かんな まりあ）
- 神無家の血を引く巫女ながら、霊に対する度の過ぎた実験や危険な発明をしてきたため、本家から隔離されている。
- 怪しげな発明品の数々で了をサポートする。
- 登場作は「オルタナティブ・ゴースト」
[編集] ２巻
[編集] ３巻
[編集] 掲載
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- マテリアルゴースト MATERIAL GHOST（「月刊ドラゴンマガジン２月号増刊 ファンタジアバトルロイヤル WINTER 2006 富士見書房」50から61ページにて）
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- 暗黒空間
- 物騒な情景
- 変な想像
- 量産体制
- 自殺志願者
- 死ぬか食べるか、それが問題だ。
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- 七不思議
- バカップル
- 美少女
- 芸能人よりカワイイ
- 僕の間合い
- 愛
- まさに
- 古典ファンタジー
- エロエロだ
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[編集] ブログ
[編集] 「帰宅部中学校卒業公園「バナナ君」」（2006-05-27 16:24）
[編集] 「ユウのブログ」（2006-06-02 05:27）
[編集] 「真儀瑠紗鳥のブログ」（2006-06-03 03:19）
[編集] 「春沢芳子のブログ」（2006-06-04 19:10）
[編集] 「神無鈴音のブログ」（2006-06-05 14:06）
[編集] 「星川陽慈のソング」（2006-06-06 14:55）
[編集] 「神無鈴音のＱ＆Ａ」（2006-06-08 22:22）
[編集] 「式見蛍のブログ１」（2006-06-13 14:20）
[編集] 「ドラマガ販促２」（2006-06-15 02:06）
[編集] 「式見蛍のブログ２」（2006-06-20 02:16）
[編集] 「吉村加奈子のブログ」（2006-06-23 17:51）
[編集] 「神無鈴音のブログ２」（2006-06-25 01:11）
[編集] 「式見蛍の独白」（2006-06-29 05:01）
[編集] 「式見蛍の独白・最終回」（2006-06-30 08:29）
[編集] 「出番の少ないキャラにも祝福を ①」（2006-07-12 19:29）
[編集] 「出番の少ないキャラにも祝福を ②」（2006-07-15 19:56）
[編集] 「インビジブル ゴースト①」（2006-07-27 19:41）
[編集] 「インビジブル ゴースト②」（2006-07-28 23:28）
[編集] 「インビジブル ゴースト③」（2006-07-31 01:58）
[編集] 「インビジブル ゴースト④」（2006-08-01 03:02）
[編集] 「インビジブル ゴースト⑤」（2006-08-02 03:11）
[編集] 「インビジブル ゴースト⑥」（2006-08-02 11:50）
[編集] 「インビジブル ゴースト⑦」（2006-08-02 12:42）
[編集] 「インビジブル ゴースト⑧」（2006-08-02 13:56）
[編集] 「インビジブル ゴースト―エピローグ―」（2006-08-02 14:08）
[編集] 「ソラノホタル」（2006-08-04 01:12）
[編集] 「作者の販促」（2006-08-07 01:47）
- 冷凍いくら党
[編集] 「オルタナティブ・ゴースト～プロローグ～」（2006-08-24 16:30）
[編集] 「石に溺れろ①～神無鞠亜と御倉了の心霊目録１～」（2006-08-24 19:59）
[編集] 「石に溺れろ②～神無鞠亜と御倉了の心霊目録１～」（2006-08-28 20:21）
[編集] 「帰宅部上層部の反則的販促」（2006-09-01 00:00）
[編集] 「石に溺れろ③～神無鞠亜と御倉了の心霊目録１～」（2006-09-05 00:08）
[編集] 「青酸飲料～神無鞠亜と御倉了の心霊目録２～」（2006-09-12 03:32）
[編集] 「恋愛中毒～神無鞠亜と御倉了の心霊目録３～」（2006-09-16 00:32）
[編集] 「アメリカ映画的に、予告だけ面白そうなモノ～真儀瑠紗鳥編～」（2006-09-17 14:04）
[編集] 「今度は「それっぽいけど出鱈目」な予告をしてみよう～神無鈴音編～」（2006-09-18 23:49）
[編集] 「三巻販促～神無深螺へのインタビュー編～」（2006-09-25 17:17）
[編集] 「連続ドラマ『愛の茨』、第一話、脚本～流出マル秘テキスト～」（2006-09-29 23:33）
[編集] 「傘の三巻販促」（2006-10-06 18:29）
[編集] 「殺戮のヴァルキュリア①～神無鞠亜と御倉了の心霊目録４～」（2006-10-10 06:06）
[編集] 「ユウが斬るっ！」（2006-10-22 20:34）
[編集] 「ユウが斬るっ！２」（2006-11-03 03:51）
[編集] 「神無深螺の販促」（2006-12-30 21:50）
- 甘酒
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この「マテリアルゴースト」は、文学に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。関連：portal:文学 |
