マリア様がみてるシリーズの作品一覧
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マリア様がみてるシリーズの作品一覧は、マリア様がみてるに関連して発売・公開された作品の一覧。一覧性を保つため、各作品の詳細は省き簡単な解説にとどめるものとする。
目次 |
[編集] 小説
[編集] 原作既刊
1 『マリア様がみてる』(1998/04/24, ISBN 4-08-614459-X)
- ある朝、マリア像の前で、全校生徒憧れの先輩である“紅薔薇のつぼみ”小笠原祥子に声を掛けられた福沢祐巳は曲がったタイを直してもらう。この出会いをきっかけに薔薇の館を訪れた祐巳は、祥子にいきなり姉妹(スール)の申し込みをされ、波乱の日々を過ごす羽目に…。読者の間では、他の巻と区別するため、「無印」と呼ばれることがある。
2 『マリア様がみてる 黄薔薇革命』(1999/02/03, ISBN 4-08-614554-5)
- 従姉妹で幼馴染み、“ベストスール”とまで称された令と由乃の黄薔薇姉妹。しかし、ある日突然、由乃はロザリオを令に突き返し姉妹関係を解消する。黄薔薇姉妹の破局は、学園中に波紋を広げる。
3 『マリア様がみてる いばらの森』(1999/04/27, ISBN 4-08-614591-X)
- 人気小説「いばらの森」の著者「須加星」の正体が聖ではないかという疑惑に学園中が揺れる表題作「いばらの森」、聖が二年生のクリスマスイブの日、久保栞と駆け落ちを計画する「白き花びら」を収録。
4 『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』(1999/12/01, ISBN 4-08-614661-4)
- “リリアンの歌姫”蟹名静が初登場。現役つぼみが順当と見られていた生徒会役員選挙に対立候補が現れ、大騒ぎとなる表題作「ロサ・カニーナ」のほか、祐巳が祥子の家で過ごすお正月「長き夜の」を収録。良い初夢を見るためのおまじない“なかきよ”は、「長き夜の」で広く知られるようになった。
5 『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(前編)』(2000/03/03, ISBN 4-08-614695-9)
6 『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(後編)』(2000/04/25, ISBN 4-08-614715-7)
- バレンタインデーをめぐるエピソードの続巻。祥子と祐巳、志摩子と静、令と田沼ちさとの半日デートが同時進行で展開する「ファースト デート トライアングル」、幼稚舎の頃からずっと祥子と親しくなりたいと思っていた鵜沢美冬の“宝探し”イベント体験「紅いカード」、薔薇の館が一般の生徒で賑わう事を夢見ていた蓉子の話「紅薔薇さま、人生最良の日」を収録。
7 『マリア様がみてる いとしき歳月(としつき)(前編)』(2001/02/02, ISBN 4-08-614817-X)
- 江利子の“男遊び”スキャンダルに学園中が大騒ぎになる「黄薔薇まっしぐら」、年度末の行事の準備で頑張りすぎた祐巳が疲労で倒れてしまう「いと忙し日々」、江利子と“熊男”山辺の出会い「一寸一服」を収録。
8 『マリア様がみてる いとしき歳月(としつき)(後編)』(2001/04/03, ISBN 4-08-614841-2)
- 卒業を控えた蓉子・聖・江利子がそれぞれのやり方で祐巳たち一年生に想いを託す「Will」、卒業式、蓉子たち薔薇さまのそれぞれの想いが交錯する「いつしか年も」、聖と志摩子のロザリオの授受を描く「片手だけつないで」を収録。
9 『マリア様がみてる チェリーブロッサム』(2001/07/27, ISBN 4-08-614895-1)
- この巻より、祐巳たちは二年生に進級。二条乃梨子、松平瞳子初登場。銀杏の中に一本だけある桜の下で志摩子と乃梨子が出会う「銀杏の中の桜」(雑誌Cobalt 1997年2月号掲載「マリア様がみてる」を再構成)、秘密を抱え今一歩が踏み出せない志摩子を解き放つため、祥子たちが一芝居をうつ「BGN(バックグラウンドノイズ)」を収録。この2話は、同じエピソードを別の視点で描いている。
10 『マリア様がみてる レイニーブルー』(2002/03/29, ISBN 4-08-600078-4)
- 梅雨の時期。紅薔薇、白薔薇、黄薔薇それぞれに危機が訪れる。乃梨子を妹にするかどうかで悩む志摩子の葛藤を描く「ロザリオの滴」、由乃の剣道部入部をきっかけに令が由乃と距離を置くようになる「黄薔薇注意報」、祥子と瞳子の仲を疑った祐巳がロザリオを返す決意をする表題作「レイニーブルー」を収録。3つのエピソードが同時進行する構成で、同じ場面が別の視点で交錯する。ちょうど良いところで次巻に持ち越されるため、読者は続きが気になって発狂しそうになり、“レイニー止め”なる言葉を生んだ。
11 『マリア様がみてる パラソルをさして』(2002/07/01, ISBN 4-08-600136-5)
- 前巻で雨の中、祥子に置き去りにされた祐巳。深く傷ついたが、聖や由乃など周りの人たちと触れているうちに、何が間違っていたのか気が付き、立ち直る。加東景初登場。
12 『マリア様がみてる 子羊たちの休暇』(2002/12/25, ISBN 4-08-600210-8)
- 破局の危機を乗り越えて、絆が深まった紅薔薇姉妹。夏休み、祐巳は、祥子に招かれて小笠原家の別荘で楽しいときを過ごす。しかし、憧れの存在・祥子のそばにいる祐巳を快く思わない別荘地のお嬢さまたちが、罠を張って待ち構えていた。
13 『マリア様がみてる 真夏の一ページ』(2003/03/28, ISBN 4-08-600243-4)
- 夏休み最後の3つのエピソード、祥子の男嫌いを克服するための大作戦が発動する「略してOK作戦(仮)」、乃梨子のボーイフレンド・タクヤ君の情報をキャッチした真美がデート現場に張り込む「おじいさんと一緒」、令の日記に由乃がツッコミの短編「黄薔薇☆絵日記」を収録。
14 『マリア様がみてる 涼風さつさつ』(2003/07/01, ISBN 4-08-600284-1)
- 細川可南子が初登場。学園祭シーズンを迎え、例年どおり男子校・花寺学院の学園祭を手伝うことになった山百合会の面々。そんな中、祐巳を熱烈に崇拝する一年生・細川可南子が現れるが、次第にエスカレートする彼女の行動に祐巳は不気味さを覚えるのだった…。この巻で祐巳の妹候補と目されるキャラが二人出揃い、読者の間に、瞳子を推す“祐瞳”派と可南子を支持する“祐可”派の妹論争が始まった。
15 『マリア様がみてる レディ、GO!』(2003/10/31, ISBN 4-08-600337-6)
- 気まずい仲を修復するため、祐巳は可南子に賭けを持ちかける。しかし、その真意がわからない瞳子は、直接、祐巳に問いただすのだった。前黄薔薇さまの江利子も暗躍する波乱含みの体育祭。
16 『マリア様がみてる バラエティギフト』(2003/12/25, ISBN 4-08-600360-0)
- 4つの短編を表題作「バラエティギフト」で繋ぐ変わった構成をしている。江利子から薔薇の館に贈られたお菓子のバラエティギフトに、不審の念を隠さない由乃は…。短編は「降誕祭の奇跡」(雑誌Cobalt 2003年12月号初出)、内藤笙子が初登場する「ショコラとポートレート」(同2003年2月号初出)、「羊が一匹さく越えて」(同2003年4月号初出)、江利子の物思い「毒入りリンゴ」(書き下ろし)を収録。
17 『マリア様がみてる チャオ ソレッラ!』(2004/03/31, ISBN 4-08-600399-6)
- 祐巳たち二年生の修学旅行はイタリア。ローマ、フィレンツェなどを訪問する中で、留学中の静に再会する表題作「チャオ ソレッラ!」のほか、初の祥子視点の短編「紅薔薇のつぼみの不在」を収録。ちなみに「チャオ ソレッラ(Ciao sorella)」とは、イタリア語で「ごきげんよう、お姉さま」の意。
18 『マリア様がみてる プレミアムブック』(2004/07/27, ISBN 4-08-600455-0)
- テレビアニメ版『マリア様がみてる』の全13話のダイジェスト及び次回予告、設定資料、声優陣へのインタビューなどを収録。また、ひびき玲音のマンガ版『マリア様がみてる』の「祭りの前」(雑誌Cobalt 2003年10月号初出)、蓉子と祥子の出会いを描いた短編小説「Answer」(書き下ろし)も収録している。
19 『マリア様がみてる 特別でないただの一日』(2004/10/01, ISBN 4-08-600484-4)
- 山百合会主催の学園祭舞台劇の演目が発表され、祐巳は主役を演じる羽目に…。一方、先輩と対立した瞳子は、演劇部を飛び出してしまう。また、この巻で、可南子の秘密が明らかになる。読者に定着していた瞳子の愛称“ドリル”が初めて原作公認になった。
20 『マリア様がみてる イン ライブラリー』(2004/12/25, ISBN 4-08-600527-1)
- “図書館”をキーワードにまとめた短編集で、5つの短編を表題作「イン ライブラリー」で繋ぐ構成である。静が登場する「静かなる夜のまぼろし」(雑誌Cobalt 2004年12月号初出)、初の瞳子視点の短編「ジョアナ」(書き下ろし)、「チョコレートコート」(雑誌Cobalt 2004年2月号初出)、「桜組伝説」(同2004年4月号初出)、「図書館の本」(同2004年8月号初出)を収録。
21 『マリア様がみてる 妹(スール)オーディション』(2005/04/01, ISBN 4-08-600568-9)
- 江利子と約束した妹選びの期限が迫り、由乃は焦りのあまり、妹のオーディションを提案。祥子は祐巳を参加させようとし、さらに翌日、その話はなぜか新聞部に伝わって…。有馬菜々が初登場するほか、本編にからむ形では初めて内藤笙子が登場。可南子が祐巳の妹候補から脱落し、祐巳-可南子派の読者をガックリさせた。
22 『マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ』(2005/07/01, ISBN 4-08-600609-X)
- 気になる中等部三年生・菜々と一緒に令のお見合い現場を捜しまわる羽目になる由乃の話「黄薔薇パニック」、学校の帰り道、志摩子が怪しげな男に声を掛けられる「白薔薇の物思い」、祐巳が祥子と長い間懸案だった遊園地デートに行く「紅薔薇のため息」を収録。
23 『マリア様がみてる 未来の白地図』(2005/12/22, ISBN 4-08-600704-5)
- 瞳子の家出をきっかけに祐巳と瞳子の関係が動き出す表題作「未来の白地図」、卒業後の進路について、令が祥子にある決意を語る「薔薇のダイアローグ」を収録。
24 『マリア様がみてる くもりガラスの向こう側』(2006/03/31, ISBN 4-08-600743-6)
- 瞳子に拒絶された祐巳を励まそうと、祥子は小笠原邸で山百合会の新年会を催す。盛り上がる新年会。しかし、楽しい中でも、祐巳は瞳子のいない寂しさを実感するのだった。
25 『マリア様がみてる 仮面のアクトレス』(2006/06/30, ISBN 4-08-600784-3)
- 由乃の見守る中、令と菜々が剣道で対決する「黄薔薇真剣勝負」、生徒会役員選挙に瞳子が立候補する表題作「仮面のアクトレス」、妹たちがいないところでの祥子と令の内緒話「素顔のひととき」を収録。志摩子の「由乃さん好き」のびっくり発言など、祐巳・由乃・志摩子の二年生トリオの友情が微笑ましい。
26 『マリア様がみてる イラストコレクション』(2006/07/28, ISBN 4-08-600797-5)
- 文庫カバーや雑誌Cobaltの表紙、カレンダー、ドラマCD、DVDなどに使用されたひびき玲音のイラストを収録。また、マンガ版『マリア様がみてる』の「クリスマス・プレゼント」(雑誌Cobalt 2003年12月号初出)、「卒業までに…」(同 2004年2月号初出)、「ひとりの日曜日」(同 2004年4月号初出)、「年の初めの」(同 2004年12月号初出)、「祐巳のヴァレンタイン・イブ」(同 2003年2月号初出)や、令と由乃のロザリオの授受を描いた短編小説「ハレの日」(書き下ろし)も収録している。
27 『マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵』(2006/10/03, ISBN 4-08-600823-8)
- 一巻通じて祐巳視点の無いストーリーは本巻が初めてであり(ただし、「プレミアムブック」「イラストコレクション」を除く)、また、短編「ジョアナ」以外では描かれることのなかった瞳子視点も、読者の間では話題になった。生徒会役員選挙の直後から祐巳と瞳子を取り巻く人たちの思いを描く「キーホルダー」、ついに瞳子の秘密が明かされる「ハートの鍵穴」を収録。
28 『マリア様がみてる クリスクロス』(2006/12/22, ISBN 4-08-600859-9)
- バレンタインイベント“宝探し”をめぐる2つのエピソード、様々な思惑が交錯するイベントの様子を描いた表題作「クリスクロス」、次期薔薇さまの手腕が垣間見える「地図散歩」を収録。祐巳に激しい言葉を投げつけた瞳子の動向や初の田沼ちさと視点など見所が多い。“クリスクロス(crisscross)”には、×印(を付ける)、食い違いという意味がある。
29 『マリア様がみてる あなたを探しに』(2007/03/30, ISBN 978-4-08-600895-2)
- 衝撃の結末を迎えたバレンタインイベント“宝探し”。副賞である“次期薔薇さまとの半日デート”も、平穏には済まないのであった…。瞳子自身の口から語られる秘密を前に祐巳の覚悟が明らかになり、祐巳の妹問題は新たな局面に突入する。
[編集] Cobalt掲載の短編
集英社発行の隔月刊誌Cobaltにおいて不定期に短編が掲載されることがある。
- 『マリア様がみてる』(1997年2月号)
- 『マリア様がみてる』シリーズの第一作。改題、再構成ののち小説単行本『マリア様がみてる チェリーブロッサム』に収録された。掲載当時のイラストは、あおい由麻。
- 『マリア様がみてる ショコラとポートレート』(2003年2月号)
- 中等部三年生の内藤笙子は、高等部の制服を着て、山百合会主催のバレンタイン“宝探し”イベントに潜入する。『マリア様がみてる バラエティギフト』に収録。
- 『マリア様がみてる 羊が一匹さく越えて』(2003年4月号)
- リリアン女学園高等部に外部から入学した二条乃梨子。入学案内の「当日までに準備するもの」リストにある“白ポンチョ”という謎の文字に首をひねるのだった。『マリア様がみてる バラエティギフト』に収録。
- 『マリア様がみてる 降誕祭の奇跡』(2003年12月号)
- 『マリア様がみてる チョコレートコート』(2004年2月号)
- 通学の朝の電車でいつも一緒になる、気になるあの子。高等部二年生に進級した白川寧子は、彼女を見つけて妹にするが、人違いに気づく。やがて、本物が現れて…。この話に関連すると思われるエピソードが『マリア様がみてる レイニーブルー』で語られている。『マリア様がみてる イン ライブラリー』に収録。
- 『マリア様がみてる 桜組伝説』(2004年4月号)
- リリアン女学園高等部の第二学年だけにしか存在しない“桜組”。その理由は謎に包まれ、様々な伝説が生まれていた。『マリア様がみてる イン ライブラリー』に収録。
- 『マリア様がみてる 図書館の本』(2004年8月号)
- ある日、高等部一年生の祝部(ほうりべ)みきは、温室で憧れの三年生“さーこ”さまを見つける。眠っている彼女の姿はまるで妖精のようで、みきは、しばし見とれてしまうのだった…。“さーこ”というキーワードは、『マリア様がみてる くもりガラスの向こう側』にも登場している。『マリア様がみてる イン ライブラリー』に収録。
- 『マリア様がみてる 静かなる夜のまぼろし』(2004年12月号)
- 『マリア様がみてる 不器用姫』(2005年4月号)
- 『マリア様がみてる 温室の妖精』(2005年8月号)
- 『マリア様がみてる 三つ葉のクローバー』(2006年2月号)
- 高等部一年生の立浪繭は、他人のお姉さまにちょっかいを出して姉妹関係を破局させる噂の要注意人物。しかし、気になる上級生なら誰にでも接近する彼女の行動には、理由があった。
- 『マリア様がみてる 黄色い糸』(2006年4月号)
- 『マリア様がみてる ドッペルかいだん』(2006年8月号)
- 『マリア様がみてる 枯れ木に芽吹き』(2006年12月号)
- 『マリア様がみてる 四月のデジャブ』(2007年4月号)
[編集] 漫画
集英社の漫画雑誌「マーガレット」系に掲載された長沢智によるものと、同じく集英社の小説雑誌「Cobalt」に掲載されたひびき玲音の手によるものが存在する。
[編集] 長沢智版
集英社「マーガレット」誌上にて、2003年10月(21号)より連載。現在は別冊の「ザ・マーガレット」での連載となっている。男女の恋愛モノが主流の「マーガレット」の層に合わなかったために「ザ・マーガレット」に移ったのかどうかは不明。なお、コミック単行本は以下のとおり。
- 『マリア様がみてる 1』(2004/02/25, ISBN 4-08-847713-8)
- 原作第1巻『マリア様がみてる』をコミック化。雑誌『マーガレット』2003年№21~2004年№3・4合併号初出。
- 『マリア様がみてる 2』(2004/07/23, ISBN 4-08-847761-8)
- 原作『マリア様がみてる 黄薔薇革命』のほか、4コマ漫画「祐巳はくせっ毛です」「志摩子さんみたく髪を巻いてみよう!」を収録。雑誌『マーガレット』2004年№5~11初出。
- 『マリア様がみてる 3』(2005/01/25, ISBN 4-08-847817-7)
- 原作『マリア様がみてる いばらの森』より「いばらの森」「白き花びら」を収録。ほかに4コマ漫画「昭和か○すすき」、小品「愛し愛されちゃってるの」を収めている。雑誌『マーガレット』2004年№14~18、№20~21初出。
- 『マリア様がみてる 4』(2005/06/24, ISBN 4-08-847862-2)
- 原作『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』より「長き夜の」「ロサ・カニーナ」をコミック化。雑誌『マーガレット』2004年№24~2005年№3、№4~8、№10初出。
- 『マリア様がみてる 5』(2006/01/25, ISBN 4-08-846022-7)
- 原作『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(前編)』より「びっくりチョコレート」を収録。雑誌『マーガレット』2005年№12、№16、№18、№20、№22初出。
- 『マリア様がみてる 6』(2006/08/25, ISBN 4-08-846084-7)
- 原作『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(後編)』より「ファースト・デート・トライアングル」「紅いカード」をコミック化。雑誌『ザ・マーガレット』2006年5月~8月号初出。
- 『マリア様がみてる 7』(2007/02/23, ISBN 978-4-08-846140-3)
- 原作『マリア様がみてる いとしき歳月(前編)』より「黄薔薇まっしぐら」「いと忙し日日」、『マリア様がみてる いとしき歳月(後編)』より「片手だけつないで」を収録。
[編集] ひびき玲音版
集英社の雑誌Cobaltに不定期で掲載。原作小説から一部のシーンを切り出してコミック化する場合が多い。
- 『マリア様がみてる 祐巳のヴァレンタイン・イブ』(2003年2月号)
- 原作の小説には無いエピソード。祥子のためにチョコレート作りに挑戦する祐巳だが、なかなか満足のいくものを作ることができない…。『マリア様がみてる イラストコレクション』に収録。
- 『マリア様がみてる 祭りの前』(2003年10月号)
- 『マリア様がみてる クリスマス・プレゼント』(2003年12月号)
- 原作『マリア様がみてる いばらの森』より、紅薔薇姉妹のプレゼント交換のシーンをコミック化。『マリア様がみてる イラストコレクション』に収録。
- 『マリア様がみてる 卒業までに…』(2004年2月号)
- 原作『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(後編)』収録の「ファースト デート トライアングル」より、卒業を控える聖と志摩子をコミック化。『マリア様がみてる イラストコレクション』に収録。
- 『マリア様がみてる ひとりの日曜日』(2004年4月号)
- 原作『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(後編)』収録の「ファースト デート トライアングル」より、令と田沼ちさとのデートを尾行する由乃をコミック化。『マリア様がみてる イラストコレクション』に収録。
- 『マリア様がみてる 年の始めの』(2004年12月号)
- 原作『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』収録の「長き夜の」より、祐巳と聖の初詣をコミック化。『マリア様がみてる イラストコレクション』に収録。
[編集] アニメ
- アニメ 『マリア様がみてる~春~』
- 2004年7月4日~2004年9月26日。
- テレビ東京系6局ネットで日曜7時30分に放送。全13話。
- OVAアニメ 『マリア様がみてる』
- 2006年11月29日第1巻発売。以降2ヶ月毎に発売。全5巻予定。
マリア様がみてる
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マリア様がみてる~春~
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[編集] DVD
- DVDはコレクターズエディションと通常版が発売されている。第1期、第2期のコレクターズエディションはLPサイズジャケット仕様。初回生産版(通常版)はブックケース付き。イラストは共にひびき玲音。また、コレクターズエディションと初回生産版(通常版)にはディフォルメキャラによるコメディチックな新作映像『マリア様にはないしょ』が収録されている。
- 『マリア様がみてる』 通常版全7巻 コレクターズエディション全6巻
- 『マリア様がみてる~春~』 通常版・コレクターズエディション全6巻
- OVAアニメ『マリア様がみてる』 通常版・コレクターズエディション全5巻予定
- 『マリア様がみてる 総集編』 初回限定版には特典DVDが付属。
- 『マリア様がみてる~春~ ファンディスク』 第1期、第2期の名場面を薔薇毎に収録。
- 紅薔薇
- 黄薔薇
- 白薔薇
[編集] スタッフ
特記のない限り、『マリア様がみてる』(第1期)・『マリア様がみてる~春~』(第2期)・OVAアニメ『マリア様がみてる』(第3期)(共通)。
- 監督:ユキヒロマツシタ
- プロデューサー:杉山孝太・池田慎一・(第2期のみ)東不可止
- アニメーションプロデューサー:飯嶋浩次
- キャラクターデザイン:松島晃
- シリーズ構成:吉田玲子
- アニメーション制作:スタジオディーン
- 製作:(第1期)山百合会/(第2期)テレビ東京・読売広告社・ディーライツ/(第3期)山百合会Ⅱ
[編集] 主題歌
- オープニング『pastel pure』
- 第1期/作曲:片倉三起也 編曲:平野義久
- 第2期/作詞:今野緒雪 作曲・編曲:片倉三起也 歌:ALI PROJECT
- 第3期/作曲・編曲:片倉三起也
- エンディング『Sonata Blue』(第1期)(第2期)
- 作曲:片倉三起也 編曲:平野義久
- エンディング『Chercher~シャルシェ~』(第3期:第1巻~第2巻)
- 作詞:今野緒雪 作曲・編曲:C.G mix 歌:KOTOKO
- エンディング『きれいな旋律』(第3期:第3巻~)
- 作詞:今野緒雪 作曲:マーティ・フリードマン 編曲:中沢伴行/井内舞子 歌:KOTOKO
テレビ東京 水曜25:00枠 テレビ大阪 水曜25:30枠 |
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前番組 | マリア様がみてる | 次番組 |
Avenger | キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE |
テレビ東京系 日曜7:30枠 | ||
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前番組 | マリア様がみてる~春~ | 次番組 |
電光超特急ヒカリアン(再放送) | 北島ウインクハート ※日曜8:00枠より移動 |
[編集] Webラジオ
- Webラジオ マリア様がみてる
- 2006年3月16日~
- アニメイトTVで隔週木曜日配信。2006年11月24日放送分が最終回だが、2007年1月25日に新春スペシャル、2007年3月1日にひな祭りスペシャルが配信された。
- パーソナリティ:植田佳奈(福沢祐巳役)
[編集] CD
ドラマCD
- 内容は原作に準拠。キャストはアニメ版と共通。(発行:集英社)
- 『マリア様がみてる』(2004/01/14, ISBN 4-08-905576-8)
- 『マリア様がみてる2』(2004/04/14, ISBN 4-08-905638-1)
- 『マリア様がみてる 黄薔薇革命』(2004/07/16, ISBN 4-08-905665-9)
- 『マリア様がみてる いばらの森』(2004/10/01, ISBN 4-08-905807-4)
- 『マリア様がみてる ロサ・カニーナ(初回限定版)』(2005/02/28, ISBN 4-08-909055-5)
- 特別仕様収納BOX、フィギュア2体(祐巳と祥子)付
- 『マリア様がみてる ロサ・カニーナ(通常版)』(2005/02/28, ISBN 4-08-909056-3)
- 『マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物』(2005/04/28, ISBN 4-08-909144-6)
- 『マリア様がみてる ファースト デート トライアングル』(2005/06/29, ISBN 4-08-909145-4)
- 『マリア様がみてる いとしき歳月』(2005/09/16, ISBN 4-08-909266-3)
- 『マリア様がみてる いとしき歳月2』(2005/11/30, ISBN 4-08-909267-1)
- 『マリア様がみてる いつしか年も(初回限定版)』(2006/02/15, ISBN 4-08-909268-X)
- 特別仕様収納BOX フィギュア2体(由乃と志摩子)付
- 『マリア様がみてる いつしか年も』(2006/02/15, ISBN 4-08-909269-8)
- 『マリア様がみてる 長き夜の』(2006/07/14, ISBN 4-08-901144-2)
イメージアルバム
- マリア様がみてる~春~イメージアルバムと題し、各薔薇ファミリーをイメージしたCDが3枚発売されている。構成はいずれもイメージソング2曲(+オリジナルカラオケ)と各人をイメージしたインストゥルメンタル3曲となっている。
- vol.1 紅薔薇編(蓉子、祥子、祐巳)
- vol.2 黄薔薇編(江利子、令、由乃)
- vol.3 白薔薇編(聖、志摩子、乃梨子)
Webラジオ
- DJ・CD「マリア様がみてる」1(2006/08/04、FCCM-0151)
- DJ・CD「マリア様がみてる」2(2006/10/25、FCCM-0152)
- DJ・CD「マリア様がみてる」3(2007/04/25、FCCM-0181)