マンモハン・シン
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
マンモーハン・スィン(Manmohan Singh मनमोहन सिंह、1932年9月26日 - )は、インドの政治家、第13代首相、国民会議派幹部、経済学者。 現パキスタン領の西パンジャーブ地方出身。
スィク教徒の貧しい家に生まれたが、奨学金を得てイギリスのケンブリッジ大学、オックスフォード大学に留学。 インドに戻って大学で経済学を教えた後、財務次官、インド準備銀行(中央銀行)総裁などを歴任。 1991年6月から5年間、国民会議派のナラスィンハ・ラーオ政権で財務相を務めた。 その後、上院議員を務め、国民会議派が総選挙で勝利した2004年5月、インド独立以来ヒンドゥー教徒以外では初めてとなる首相に就任した。
2006年12月中旬に来日し、衆議院にて演説をし、「戦後、パール判事の下した信念に基づく判断は、今日に至っても日本で記憶されています」と語った。
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