ムリーロ・ブスタマンチ
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ムリーロ・ブスタマンチ | |
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基本情報 | |
本名 | ムリーロ・ブスタマンチ |
あだ名 | ブラジリアン柔術の匠 |
階級 | ウェルター級(PRIDE) |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1966年7月30日 |
出身地 | ![]() リオデジャネイロ州 |
現居住地 | |
スタイル | ブラジリアン柔術 |
戦績 | |
総試合数 | |
総勝利数 | |
KO勝ち | |
一本勝ち | |
判定勝ち | |
総敗北数 | |
KO負け | |
一本負け | |
判定負け | |
引き分け | |
無効試合 |
ムリーロ・ブスタマンチ(Murilo Bustamante、1966年7月30日 - )は、ブラジルリオ・デ・ジャネイロ州出身の総合格闘家。ブラジリアン・トップチーム所属。身長185cm、体重83kg。ニックネームはブラジリアン柔術の匠(たくみ)。
1996年のUFCでは、強すぎて対戦を受けてくれる選手がいなくなっていたトム・エリクソン戦のオファーを、圧倒的な体重差があるにもかかわらず果敢に受け、見事ドローに持ち込み勇名を馳せた。2002年のUFC35では王者デイブ・メネーとのタイトルマッチを制し、ミドル級王者にも輝いた。
2003年からはPRIDEに主戦場を移したが、PRIDEのミドル級「93kg以下」という階級はブスタマンチの適正体重と比べると重すぎであり、長らく苦戦が続いた。しかし彼の適正体重に近い「83kg以下」のウェルター級が創設されたあとは、本来の持ち味を存分に発揮している。
ちなみに、経済学の博士号を取得するほどのインテリである。 そのせいもあってか、ファンからは「ブス先生」のニックネームで親しまれている。
目次 |
[編集] エピソード
- UFC37において、ブスタマンチは日本で安生洋二などを破ったマット・リンドランドとミドル級チャンピオンシップ防衛戦を行った。1Rにブスタマンチは得意の寝技で速攻、腕ひしぎ十字固を決めリンドランドはたまらずタップ(リンドランド本人はタップの意思はなかったとしている)。しかしなんとそれをレフェリーが見逃し、試合が続行されるという珍事が起きる。だがブスタマンチは集中力を切らさず、3Rにフロントチョークで今度こそ、のタップアウト勝利。この試合によってブスタマンチは「1試合中に2度タップを奪った男」として名を馳せる事となった。
[編集] 主な獲得タイトル
- PRIDE ウェルター級 GP 2005準優勝
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ブラジルの総合格闘家 | ブラジリアン柔術家 | 1966年生