メキシカンサッカーリーグ
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メキシカンサッカーリーグは、北中米カリブ海サッカー連盟に加盟するメキシコの国内プロサッカーリーグである。メキシコのサッカーは北中米カリブ海ではラテンアメリカ(スペイン・ポルトガル系住民が多く住んでいる)の国土背景などからトップレベルともされている。
大会はヨーロッパ方式で毎年秋から開幕して次の年の春までリーグ戦が展開されており、1部に当たる「プリメーラディビジョン」、2部に当たる「プリメーラA」、3部に当たる「セグンダ」等にクラス分けされている。
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[編集] プリメーラディビション(1部リーグ相当)
- 全18チームが2シーズン制でそれぞれのステージごとに優勝を争う。前半戦(7月~12月)のステージを「アペルトゥーラ」(開幕ステージ)、後半戦(1月~5月)を「クラウスラ」(閉幕ステージ)と表記している。
- 予選ラウンド(リーグ戦)は18チームをそれぞれ6チームずつ3組に分けているが、実際にはそれぞれのステージ1回ずつの総当り方式となっており、各チーム17試合ずつを消化した時点での各組第2位までの6チーム、及び第3位3チームのうちの勝ち点上位2位までの8チーム(必ずしも全18チームの通算成績第8位までとは限らない)が決勝ラウンドに進出する。
- 決勝ラウンド1回戦は予選の成績に基づいて「1位vs8位」「2位vs7位」「3位vs6位」「4位vs5位」のタスキがけ方式のホーム・アンド・アウェーの2試合の成績を基として決定。2試合のスコアが同じ場合は第2レグ終了時のPK合戦で次のステップに進出するチームを決める。
- 各ステージの優勝チームには特典として次年度のコパ・リベルタドーレス(南米クラブ選手権大会)の出場資格が与えられる。
[編集] 2006シーズン参加クラブ
- グループ1
- グループ2
- CFパチューカ
- CDトルーカ
- ドラドス
- UNAMプマス
- サントス・ラグナ
- CDベラクルス
- グループ3
[編集] プリメーラA(2部リーグ相当)
- 全20チームが参加し、予選のチーム配分は4チームずつ5組に分かれている以外基本的にはプリメーラディビジョンと同じ仕組となっている。
[編集] 昇格・降格チームの決め方
- 基本的には過去3年間のリーグ戦通算成績を勝率に置き換え、上位クラスの勝率最下位のチームと下位クラスの勝率1位チームが自動的に次年度のリーグ戦ではクラス入れ替わりとなる。また、上位クラスのその次に勝率の悪かったチームと下位クラスの勝率2位のチームはホーム・アンド・アウェー方式で入れ替え戦を戦う。
[編集] 日本人選手
- 福田健二(元名古屋グランパスエイト→FC東京→ベガルタ仙台が2004-05年度シーズン後期からパチューカ(プリメーラディビジョン)でプレーしていた。
[編集] 外部リンク
- アグアスインフォ(このサイトでメキシカンサッカーリーグについて触れている)