モーフィン・ゴーント
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モーフィン・ゴーント(Moefin Gaunt)は、小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔法使いである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
サラザール・スリザリンの純血の末裔(従ってパーセルマウスである)・マールヴォロ・ゴーントの息子でメローピー・ゴーントの兄。髪はどんな色か分からないほど埃まみれで、目は小さく、外斜視。歯が数本欠けている。トム・リドルを魔法で蕁麻疹にした罪で逮捕され、それ以前もマグルを魔法で襲った前科があった為に3年間アズカバンに収監された。出所後の1943年8月頃、甥のヴォルデモートが訪ねてきたとき、失神呪文をかけられ、杖とマールヴォロの指輪を盗まれた。更にヴォルデモートに記憶を改竄され、リドル一家殺人の罪を着せられ、再びアズカバンに収監。監獄内では指輪をなくしたことだけを気にしており、「指輪がないと親父に殺される」と喚きながら、1970年代に獄中でこの世を去った。
[編集] 豆知識
ファーストネームのMoefinはモルヒネの同音異義語。モルヒネの語源はギリシャ神話に登場する眠りの神ヒュプノスの子モルペウスである。