マールヴォロ・ゴーント
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マールヴォロ・ゴーント(Marvolo Gaunt)は、小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔法使いである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場巻
[編集] 人物
ヴォルデモートの祖父でモーフィン・ゴーントとメローピー・ゴーントの父親。リトル・ハングルトンの反対側の谷のあばら小屋に住んでいた。サラザール・スリザリンの純血の末裔(従ってパーセルマウスである)で、当然ながら純血主義者である。瞳は明るい褐色で、しわくちゃ顔にモジャモジャとした短髪、肩幅は広くて腕は長い等、猿のような風貌をしている。
凶悪な性格で、ウィゼンガモット法廷への召喚状を届けに来たボブ・オグデンを息子から守るため、暴力を振るった。この事がウィゼンガモット法廷で有罪になり、6ヶ月間アズカバンに収監された。出所後、「娘が暖かい食事を作って父親の帰りを待っているだろう」と期待していたが自宅に戻ると娘は手紙を残したまま失踪しており、このショックとアズカバン収監による衰えから、1927年に息子が出獄する前に死亡した。