ユッセ城
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シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 |
ユッセ城 | |
(英名) | The Loire Valley between Sully-sur-Loire and Chalonnes |
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(仏名) | Val de Loire entre Sully-sur-Loire et Chalonnes |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(ⅰ),(ⅱ),(ⅳ) |
登録年 | 2000年 |
拡張年 | |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
ユッセ城(Château d'Ussé)は、フランスのアンドル=エ=ロワール県、レニ・ユッセに位置する城である。
11世紀のCount of Blois用の拠点であり、最初の城塞はアンドル川を見下ろすシノンの森の端にある高い台地に建てられた。その後、1485年から1535年にかけて現在の城が建造された。
シャルル・ペローはユッセ城で『眠れる森の美女』の作品を書いた。ユッセ城がお姫様が目覚めたお城のモデルである。
[編集] 登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する、建築様式、建築物群、技術の集積、または景観の優れた例。
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