ヨルムンガンド (機動戦士ガンダム MS IGLOO)
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ヨルムンガンド(JORMUNGAND) | |
開発番号 | QCX-76A |
種別 | 超大型核融合プラズマ・ガン |
所属 | ジオン公国軍 |
開発 | ジオン公国軍 技術本部 |
全長 | 231.0m |
全幅 | 12.4m |
全高 | 28.4m |
重量 | 不明 |
有効射程距離 | 300km |
最大射程距離 | 1,800~2,000km |
射出速度 | 2,000km/s |
射出ビーム | 核融合プラズマ・ビーム |
装甲材質 | 不明 |
主な搭乗者(砲術士) | アレクサンドロ・ヘンメ |
ヨルムンガンド(JORMUNGAND、開発番号QCX-76A)は、アニメ作品のガンダムシリーズ「機動戦士ガンダム MS IGLOO -一年戦争秘録-」に登場する架空の兵器。
目次 |
[編集] 機体概要
ミノフスキー粒子の発見に伴う核エネルギーの制御法と、核融合炉の小型化が実用化される以前から、次世代攻撃兵器開発プロジェクトの一環として開発された試作艦隊決戦砲である。
機体名は北欧神話に登場する同名の怪物『ヨルムンガンド』から名付けられたと思われる。
だが、プラズマが通過する砲身部分の冷却に時間がかかるため連射が不可能である事や、射出される超高温プラズマが地球圏の磁場の影響を受けやすく、命中精度や射出速度が低下してしまうと言った問題が発生。また、弾体として使用される核融合炉が「1発撃つ毎にザク3機が作れる」と揶揄される程コストがかかると言う問題や、前線に展開している艦隊からの間接射撃指示が無ければ正確な射出がで出来ないといった問題も抱えていたことから、その後より効率的なメガ粒子砲が実用化されるに伴い、制式化される事はなかった。
[編集] 劇中での活躍
ルウム戦役において試験的に使用され、3回の発射が行われた。しかし、1~2回目は前線からの観測データが送られなかったことに業を煮やしたアレキサンドロ・ヘンメ砲術長によって手動で発射されたが外してしまう。戦闘中に突如現れたジオンのMS群により活躍の機会は失われ、ヨルムンガンドのような大艦巨砲主義は時代遅れの遺物であると一同は思い知ることになる。
その後、中破したマゼラン級戦艦の攻撃によってヨルムンガンド自体が破損し、ヘンメ砲術長も重傷を負う。その後3射目を放ち、マゼラン級戦艦を一撃で轟沈せしむる威力を見せつけた。だが最終的にヨルムンガンド本体も破壊されヘンメ砲術長も帰らぬ人となったため、その後二度と使用される事は無かった。
[編集] 登場作品
機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-
- 第一話「大蛇はルウムに消えた」
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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