ラト
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ラト(lat、ラトビア語:Lats、複数形:Lati)は、ラトビアの通貨単位。Lsと略される。国際通貨コード(ISO 4217)は、LVL。補助通貨単位はサンティムス(santims、ラトビア語:Santimi)で、1ラト=100サンティムス。1ラト=208.57円(2006年8月4日現在)。
1サンティムス、2サンティムス、5サンティムス、10サンティムス、20サンティムス、50サンティムス、1ラト、2ラト、100ラトの硬貨が発行されている。5ラト、10ラト、20ラト、50ラト、100ラト、500ラトの紙幣が発行されている。
ラトは1922年にラトビアン・ルーブルに替わって採用された。1940年以後は、ラトビアはソ連の一部になり、ルーブルが使われた。独立後の1993年から再びラトが通貨として使用されるようになった。ユーロ(ラトビア語:エイロ(Eiro))が、2008年にラトに替わって通貨として使用されるようになる予定である。