ラ・デジラード島
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ラ・デジラード島 (La Désirade) とは、カリブ海のフランス領グアドループのグランド・テール島から東の方に位置している島である。 乾燥した石灰岩からなる面積8.2km²の島で、人口は約1,682人である。トウモロコシや綿の栽培や、ヒツジの放牧が行われている。
1493年にクリストファー・コロンブスにより発見され、1725年にフランス人により植民地化がされた。グアドループからのハンセン病患者がこの島に送られた。1930年から1954年に閉まったハンセン病患者のための病院施設が造られた。島は1958年までハンセン病患者の入植地だった。