リチャード・コックス
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リチャード・コックス(Richard Cocks、1566年-1624年)は、ステュアート朝イングランド(イギリス)の貿易商人。スタフォードシャー州・ストールブロックの人。日本の平戸にあったイギリス商館長を務めた。
1613年(日本の慶長18年)、東インド会社によって日本に派遣される。江戸幕府の大御所・徳川家康の外交顧問であったイングランド人のウィリアム・アダムス(三浦按針)の仲介によって家康と面会して貿易の許可を得て、平戸に商館を建てて初代の商館長に就任した。1615年(同・元和元年)に平戸において日本で最初のサツマイモ栽培を行ったといわれている。
だが、1623年(同・元和9年)のアンボン虐殺事件を機に平戸商館の閉鎖が決まったために日本を出国、翌年帰国の船中で病死した。
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