ワールドクイズ ザ・びっくり地球人!
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ワールドクイズ ザ・びっくり地球人!(ワールドクイズ ザ・びっくりちきゅうじん)は1987年4月~12月、日本テレビ系列で土曜日21:00~21:54に放送されていたクイズ番組で、テレビ番組。同年12月で一旦終了し、後身番組として『クイズ・地球NOW』(クイズ・ちきゅうナウ)が、1988年1月~3月に放送された。それを含めてこの項目で述べる。
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[編集] 番組概要など
この番組は、一時期視聴率の良くなかった『土曜グランド劇場』を1年休止して作られた。で、内容は世界のビックリさんをクイズ形式で紹介する内容になっている。また、同番組は『木曜スペシャル』の人気企画であった「世界ビックリ大賞」の姉妹番組でもあった。ちなみに、同じ「ワールドクイズ」の冠を拝した同局の番組でも『SHARPワールドクイズ・カンカンガク学』とは、別のコンセプトで作られている。横山やすしもレギュラー解答者で出ており、やすし・きよしのそれぞれの立場(やすし解答者、きよし司会)が見られることでも知られた。番組エンディングは、世界中の1日をウォッチする「世界の24時間」(後に世界の町並みを紹介する「世界のストリート」へ変更)。放送ライブラリーで第1回目の放送を閲覧する事が出来る。
[編集] ルール
VTRから問題を出し、西川が1チームずつ答えを聞いていき、正解チームには1点入り、全問正解者には世界一周旅行がプレゼントされる。
[編集] クイズ・地球NOW
不振に終わった『ザ・びっくり地球人!』が一旦放送終了、『土曜グランド劇場』再開までの残り3ヶ月間の穴埋め番組として作られ、やす・きよもレギュラーから外した。解答形式もそれまでのペア対抗から、男性軍VS女性軍のチーム対抗に変更。同時にビックリさんをクイズで取り上げるのも止め、世界中のあらゆる話題・情報を網羅した内容に変更となった。新装第1回目は「ソウルオリンピック特集」。2回目は福留にちなんで「ガラパゴスに行きたいかーっ」というタイトルだった。
[編集] 司会者
ザ・びっくり地球人!(1987・4~1987・12)
クイズ・地球NOW(1988・1~1988・3)
[編集] 解答者
[編集] 裏話
担当ディレクターだったのが、『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』の生みの親である小杉善信。氏によると、 「扱うネタそのものは面白かったけど、それを見せる演出がなかったのが敗因。次番組では演出に配慮するようにした。」と回顧。この番組での反省がSHOWby~の大ヒットにつながったと言えよう。やがて10月に入り、TBSテレビ『日立 世界・ふしぎ発見!』が夜10時から移動し、視聴率・人気ともに同番組に押され低迷したことなどが失敗の一因といえるかもしれない。
[編集] 初期エンド・テーマ
初期の『ザ・びっくり地球人!』エンド・テーマは飯島真理が歌う「People! people! people!」(アルファ・ムーン)だった。
[編集] やす・きよから福留へ
『ザ・びっくり地球人!』が終わると同時に『クイズ・地球NOW』へ、出演者もやす・きよから福留功男へ引き継がれた。ちなみにやす・きよと福留とは『歌まね振りまねスターに挑戦!!』シリーズで、司会者とナレーションだったりする。
[編集] 番組の変遷
前番組: 土曜グランド劇場 結婚物語 |
日本テレビ系土曜よる9時台 ワールドクイズ ザ・びっくり地球人! |
次番組: 土曜グランド劇場 春の砂漠 |