三白眼
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三白眼(さんぱくがん)とは、人間の目について、虹彩(黒目)の部分がやや小さく、白目の部分の面積が必要以上に多いそれをいう。上方寄りの黒目に対して、左右および下方の三方が白目であるという状況からこう呼ばれる(稀に黒目が下方寄りの三白眼もある)。人相学では最悪の相として『凶相』に分類されている。
[編集] 評価
犯罪生物学の創始者で精神科医であるチェーザレ・ロンブローゾは犯罪者に多く見られる身体的特徴として斜視などとともにこれを挙げている。『怖い顔』『悪人顔』として一般に忌避されることも多いが、男女問わず独特の色気を醸す要素として、好意的に評されることもある。