三目並べ
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三目並べ(さんもくならべ)、まるばつとは、3×3 の格子を用意し、二人が交互に「○」と「×」を書き込んでいくゲームである。まるかけ、まるぺけとも呼ばれる。 ビンゴのように、縦・横・斜めのいずれか1列に3個自分のマークを並べると勝ちとなる。
映画『ウォー・ゲーム』でWORPコンピュータ (Joshua) は、まるばつで戦争が無意味なことを悟る。
このゲームでは、先手・後手ともに最善を尽くすと必ず引き分けとなる。これに対して、ルールの似ている五目並べにおいては、特別なルールを課さない場合先手必勝であることが知られている。
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[編集] 戦法のコツ
[編集] 先手
前述の通り9ヶ所のどこに打っても、相手も最善を尽くしてきた場合には引き分けになってしまう。しかし、もし相手のミスを狙うなら、角に打つのが得策だろう。
[編集] 後手
先手が中心、角、辺のどれに打ってきたかによって変わる。ここでは先手が○、後手が×である。後手はXで示した位置以外に打つと、負けが決定してしまう。
| |O X| |X X|O|X -+-+- -+-+- -+-+- |X| |O| |X| -+-+- -+-+- -+-+- | | X| |X |X|
また、一番左の経路を辿った場合
A|B|O -+-+- B|X|B -+-+- O|B|A
事実上後手はAとBの二種類になるがAに打つと、負けが決定してしまう。
[編集] 様々な呼び名
- Noughts and Crosses (イギリス)
- Ta-te-ti , Tres en raya(スペイン)
- Tick tat toe (アメリカ)
- Tic-tac-toe (アメリカ)
- Boter, kaas en eieren (オランダ)
- Tripp trapp trull (スウェーデン)
- ristinolla (フィンランド)
- X şi zero (ルーマニア)
- Jogo da Velha (ブラジル)
- Zero Kata (インドのヒンディー語)
- Amõba (ハンガリー)
- 井字遊戯 / 井字過三関 (台湾/香港)