三菱・ランサーフィオーレ
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ランサーフィオーレ(LANCER FIORE)は、三菱自動車工業が製造・販売していた小型乗用車である。
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[編集] 概要
ランサーシリーズは、ランサーフィオーレ、ランサーEXの2車種が同時期に販売され、車種体系が混乱していたこともあり、ランサーフィオーレの販売台数は伸び悩んだ。
[編集] 歴史
[編集] 初代(1982年-1983年)
- 1978年に発売された初代ミラージュをベースに3BOX化した車である。同時発売されたミラージュサルーンとはグリルなど細部を除いて共通である。駆動方式はランサーEXのFRに対しFF。
- 初代のエンジンラインナップは1200ccと1400cc、それにモデル途中で追加された1400ccターボがある。
[編集] 2代目(1983年-1988年)
- 1983年にミラージュと共にモデルチェンジされた。
- 2代目のエンジンラインナップは1300cc、1500cc、1600ccターボ、1800ccディーゼルがある。
- 派生車として1985年にランサーワゴン、ランサーバンが発売されている。
- 1988年にはランサーフィオーレとランサーEXの2車種を統合する形でミラージュの姉妹車である5ドアハッチバックの新型ランサーが発売され、ランサーフィオーレは生産中止となった。
[編集] 車名の由来
フィオーレとはイタリア語で花を意味する。
[編集] CM・キャッチコピー
- 「使うほどにうれしい」(初代・1982年~1983年)
- 「若い大人のランサーフィオーレ」(2代目・1985年~1986年)