上海航空機製造
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上海航空機製造(しゃんはいこうくうきせいぞう、中国語:上海飞机制造、英語Shanghai Aircraft Manufacturing Factory )は、中華人民共和国の航空機製造メーカーである。本社所在地は上海。
[編集] 概要
もともとは1950年に設立された国営企業であったが、資本主義化にともない中国航空工業グループに属している。中国がジェット旅客機国産化を狙いボーイング707をデットコピーしようとしたY-10を開発しようとした。同計画の失敗後、アメリカ合衆国のマクダネル・ダグラス社からMD-82/83を35機ライセンス生産を行ったほか、ボーイング737の部品(水平尾翼など)を下請け製造や航空機の整備を行っている。また国内線向け短距離旅客機であるARJ21の開発を進めている。