丹野麻美
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丹野 麻美(たんの あさみ、1985年9月25日 - )は、日本の陸上競技選手。女子400m日本記録保持者。日本の誇るアイドルスプリンターとして海外でも圧倒的な人気を誇る。福島県矢吹町出身。
矢吹町立矢吹中学校入学直後はバスケットボール部に入部。しかし、人間関係のもつれから陸上競技部に入部。名将古川京子の指導により才能が開花。2000年、長崎県で開催された全日本中学校選手権に出場した。福島県立郡山東高等学校時代の2003年、長崎インターハイで200m・400mの二冠を達成。試合後にハウステンボスに行く。高校卒業後福島大学教育学部に進学。川本和久の指導と、アイドルジャンパー池田久美子、日本一早い先生松本真理子、新潟アルビレックスの久保倉里美、サトウスポーツプラザの木田真有、ナチュリルの坂水千恵ら日本を代表するトップアスリート達にもまれて急成長。400mでミズノの柿沼和恵が保持していた日本記録を更新した。日本人女子としてはじめて52秒の壁を破った人物としても著名。
また、2005年の岡山国体では、専門外の800mに遊びで出場。あっけなく優勝してしまい、800mが専門の陣内綾子(佐賀大学)を泣かせてしまった。2005年ヘルシンキ世界選手権代表。トルコ・ユニバーシアード代表。
趣味はお菓子づくりとカフェめぐり。毎朝コーヒーを豆から挽いて楽しむという本格派。好物はハンバーグ。ウナギが大嫌い。下戸である。すでに記録上は追い抜いてしまっているが尊敬する選手は吉田真希子であるという。愛称は「アサミ」「タン」。
現役の学生であり、学食などではジャージ姿を目撃しやすい。 そのため、陸上部をジャージー軍団と呼ぶものもいる。(実際地元の報道番組で取り上げられた)