京阪バス山科営業所
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京阪バス山科営業所(けいはんばすやましなえいぎょうしょ)は、京都市山科区大宅古海道町にある京阪バスの営業所である。おもに山科、醍醐、六地蔵、京都中心部、比叡山を中心とする路線を管轄している。なお、京都市営バス醍醐営業所が京都市営地下鉄東西線開業のため閉鎖されるのに伴い、醍醐地区を走る京都市営バスの一部路線の移管を受けている。そのため、これら路線では、京都市の敬老乗車証の使用が可能となっている。
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[編集] 沿革
[編集] 所管系統
[編集] 比叡山方面
- 56号経路 比叡山頂→比叡平→銀閣寺道→熊野神社前→三条京阪
- 56A号経路 比叡山頂~比叡平~山中町~銀閣寺道~熊野神社前~三条京阪
- 56A号経路 山中町→銀閣寺道
- 57号経路 比叡山頂~山中~銀閣寺道~京阪出町柳~三条京阪~四条河原町~京都駅
- 57号経路 比叡山頂→山中→銀閣寺道→京阪出町柳→三条京阪
- 歴史
- 1958年4月19日:京都駅~四明獄間で京都市営バス、京都バスと共同運行で運転を開始する。
- 1983年:京都市営バスがこの路線から撤退する。
京都駅および京都市中心部と比叡山頂を結ぶ路線バスである。京都バスとの共同運行路線である(京都バスは51号系統。ただし、経路が異なっている部分が多い)。
なお、これらの路線は京都市内の均一区間においても京都市の各種優待乗車証や、一日・二日乗車券での利用は出来ない。
京都駅発着の57号経路は、塩小路通・河原町通・三条通・川端通を経て出町柳駅前に至る。なお、四条河原町から京都駅までの間はノンストップで走り、その先も56号系統や56A号系統に比べ、一部停留所を通過するなど色彩が大きく異なっている。
一方、56号経路、56A号経路は京都繁華街の一つである三条京阪と比叡山頂を結ぶ系統であるが、運行本数の多くは新興住宅地の比叡平までとなっており、京都中心部と比叡平を結ぶ生活路線という色彩の方が濃くなっている。
この各系統は、3月~11月とそれ以外の月で大きく運転ダイヤが異なる。また、比叡山ライトアップ根本中堂が行われるときには、夜間に京都駅~比叡山の臨時バスが運転される(三条京阪のみ停車のほぼノンストップ運転)。
- 比叡山内シャトルバス 比叡山頂~ロテル・ド・比叡~延暦寺バスセンター~西塔~横川
春分の日から11月一杯まで比叡山の東塔、西塔、横川を結ぶバスである。
- 66号経路 比叡平~近江神宮前~西大津駅~尾花川~浜大津
大津市中心部の浜大津から比叡平を結ぶ路線である。なお、通常ダイヤでは大津市中心部から直接比叡山頂へ向かう路線は設定されていない。
[編集] 京都市内方面
[編集] 山科地区
[編集] 醍醐地区
醍醐・石田・六地蔵地区と、祇園・四条河原町とを結ぶ多数の路線を有する。国道1号線を経由する。その一部は中書島地区や竹田地区にも乗り入れている(このため中書島界隈では田辺営業所の路線と一部重複している。また西大手筋~京阪中書島間では山科管轄便(6号経路 竹田駅西口~中書島(醍醐バスターミナル行きのみ京阪中書島にも停車)~新六地蔵橋~石田~醍醐バスターミナル)では京都市の敬老乗車証が使用可能であるが田辺管轄便(25号経路 京阪中書島~ジャスコ久御山店前~近鉄大久保)では使用できない)。
[編集] 廃止路線
- 46号経路:山科駅~緑ヶ丘~浜大津
2006年7月1日 路線を廃止する。
[編集] 車両
[編集] 他の営業所との重複区間
[編集] その他
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