今田高俊
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今田高俊(いまだたかとし、1948年4月 - )は、日本の社会学者。兵庫県神戸市生まれ。東京工業大学に文系の大学院である社会理工学研究科を作った。
ニクラス・ルーマンのオートポイエシスを「自己組織性」の概念で彫琢する。
目次 |
[編集] 学歴
1967年 私立甲陽学院高等学校卒業
1972年 東京大学文学部社会学科卒業
1975年11月 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退
[編集] 職歴
1975年11月 東京大学文学部社会学科助手
1979年 東京工業大学助教授
1988年 東京工業大学工学部教授
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『自己組織性――社会理論の復活』(創文社、1986年)
- 『モダンの脱構築――産業社会のゆくえ』(中央公論社[中公新書]、1987年)
- 『社会階層と政治』(東京大学出版会、1989年)
- 『混沌の力』(講談社、1994年)
- 『意味の文明学序説――その先の近代』(東京大学出版会, 2001年)
- 『自己組織性と社会』(東京大学出版会, 2005年)
[編集] 共著
- (厚東洋輔)『近代性の社会学――構造とゆらぎの視点から』(放送大学教育振興会, 1992年)
[編集] 編著
- 『ハイパー・リアリティの世界――21世紀社会の解読』(有斐閣, 1994年)
- 『社会階層のポストモダン』(東京大学出版会, 2000年)
- 『社会学研究法――リアリティの捉え方』(有斐閣, 2000年)
- 『産業化と環境共生』(ミネルヴァ書房, 2003年)
[編集] 共編著
- (友枝敏雄)『社会学の基礎』(有斐閣, 1991年)
- (厚東洋輔・友枝敏雄)『社会理論の新領域』(東京大学出版会, 1993年)
- (園田茂人)『アジアからの視線――日系企業で働く1万人からみた「日本」』(東京大学出版会, 1995年)
- (橋爪大三郎)『社会理工学入門――技術と社会の共生のために』(日科技連出版社, 2000年)
- (鈴木正仁・黒石晋)『自己組織性とは何か(2)複雑系を考える』(ミネルヴァ書房, 2001年)
- (金泰昌)『公共哲学(13)都市から考える公共性』(東京大学出版会, 2004年)
- (数土直紀)『数理社会学入門』(勁草書房, 2005年)
[編集] 訳書
- レオナード・ブルーム『社会学』(ハーベスト社, 1987年)
- アンソニー・ギデンズ『社会理論の最前線』(ハーベスト社, 1989年)