似雲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
似雲(じうん、寛文13年1月2日(1673年2月18日) - 宝暦3年7月8日(1753年8月6日))は、江戸時代中期の浄土真宗の僧・歌人。俗姓は河村氏。通称は金屋吉右衛門。安芸国の出身。
1709年(宝永6年)安芸宮島の浄土真宗光明院で出家し、法号は初め如雲と称したが、のちに似雲に改めている。翌1710年(宝永7年)上洛して、歌学を武者小路実陰に学び、実陰の歌論を書き取って「詞林拾集」と著している。平安時代後期の歌僧である西行を慕って諸国をめぐり、河内国の弘川寺に西行塚があるのを見つけ、西行堂を建立している。
カテゴリ: 日本の歴史関連のスタブ項目 | 仏教関連のスタブ項目 | 僧 (日本) | 浄土系仏教 | 江戸時代の人物 | 歌人 | 1673年生 | 1753年没