僕の見た秩序。
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僕の見た秩序。(ぼくのみたちつじょ)は、ヨシナガが個人運営をしている写真素材サイトである。略称は「僕秩。(ぼくちつ)」。2001年6月30日開設。
ヨシナガは「自己満足写真素材サイト」と称しているが、更新している内容の殆どがテキストと写真を使ったネタであるために、テキストサイトだと誤解されることが多い。実際のところ、最近は写真素材の更新よりもテキストメインの更新の方が圧倒的に多いようだ。なお、このサイトは毎日更新である。また、毎年4月1日のエイプリルフールは、通常とは異なった方法で更新されている。
「タマちゃん進化論」、「リアルへぇボタン」などで人気を得て、アクセス数を上げる。その後も、1日のアクセス数は1万を超え、2005年11月29日、総アクセス数は1億に達した。
なお、ヨシナガは隔週土曜日のデイリーポータルZの記事も担当。基本的に記事の最後におまけとしてペーパークラフトがつく。
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[編集] コンテンツ
[編集] ゆかいな誤変換
2004年6月、読者参加企画としてスタート。コンピュータによる誤変換を募集した。後に書籍化し、2005年1月29日にはイースト・プレスより「ゆかいな誤変換。」が発売。2006年4月29日には続編となる「ゆかいな誤変換。DX」が発売となった。
[編集] 僕の見た秩序。オリジナルグッズショップ!
主に後述の「僕の見た秩序。キャラクターズ!」のグッズが販売されている。 缶バッチやぬいぐるみ、マグカップ、携帯ストラップ(液晶クリーナー)、ハンドタオルなど。
[編集] 僕秩ブログ!(仮)
2006年7月、トラックバックを目的としてスタート。「僕秩チャレンジ!」、「僕の見た光学迷彩!」、「煩悩短冊!」、「すごい回文を集めたよ。」などのコーナーがある。
[編集] 僕の見た秩序。プレミアム!
2005年、auの公式メニューに登録された。(個人サイトでは初めて。)月額210円。 携帯アプリのダウンロードや、サイトでは見られないコラムが読める。
[編集] 僕の見た秩序。キャラクターズ!
僕の見た秩序。の姉妹サイト。ヨシナガの描いたキャラクターを載せている「僕キャラ!ずかん」と、僕キャラが登場する漫画「僕キャラ!まんが」がある。
[編集] トークライブ
- 2005年1月22日「僕の見た秩序。出版記念トークライブ!ライブレポート」
- 2005年4月23日「僕の見た秩序。トークライブ2~集まれ!へんなうた!~」
- 2005年8月14日「僕の見た秩序。トークライブ3~突撃!へんなキャラ!~」
- 2006年1月22日「僕の見た秩序。トークライブ4~ふれろ!あんなこと!~」
- 2006年5月4日「僕の見た秩序。トークライブ5~集めろ!ダサいもの!~」
- 2006年9月24日(予定)「僕の見た秩序。トークライブ6~素晴らしき駄菓子の世界~」
[編集] 受賞歴
- 2003年12月 - Yahoo! WEB of the Year 2003 話題賞 - 第10位
- 2004年度 - All About スーパーおすすめサイト大賞2004 - 笑えるサイト
- 2004年10月 - ネットランナー ベスト・オブ・常習者サイト 2004 - テキストサイトの頂点
- 2005年11月 - ネットランナー ベスト・オブ・常習者サイト 2005 - テキストサイトの雄
(テキストサイトとして紹介されたとき、ヨシナガ本人は、「テキストサイトではありません」とコメントを述べていた。)
[編集] 問題点
毎日更新されるテキストには画像を載せていることが多い。 だが、漫画の画像や芸能人の顔の入った写真を使うこともあり、掲載される画像は自分で撮影したもの以外無断転載であるため、著作権・肖像権において問題視されている。 代表例はとっとこハム太郎の画像を使用し、小学館から警告を受けヨシナガ側が画像を削除した事例だろう。[1] 弁解する際に、他サイトの名前を挙げたことで批判を浴びている。 ネット上では多少のグレーゾーンは黙認されるとはいえ、その他の著作権侵害画像に関して謝罪の文が一切見受けられないため、反省をしていないのではないのかとの指摘がなされることがある。
また、無断転載のみならず、盗作も疑われている。 アンジャッシュが誤変換本のネタと同じネタをテレビでやっていた。 後日ヨシナガがこれに対して「すごい偶然ですね」と書き、見ていた利用者の一部がアンジャッシュ公式サイトの掲示板に非難めいたことを書いた。 しかし、そのネタは逆にヨシナガが盗作したのだといわれている。 事実、アンジャッシュの単独ライブは2003年8月25日と26日、ゆかいな誤変換の第一回は2004年6月8日と明らかに盗作できるほどの時間があるので、この可能性は高いと言われている。
またあるときは他サイトが記事をコピーし(サイト主が女性だったのか、「僕」を「私」などに変え)、サイトに載せ、利用者がその事に気付きそれを紹介した時URLを隠さずにアップしたため、サイト主がページを閉鎖してしまった。