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Au (携帯電話)

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au(エーユー)は、KDDIおよび沖縄セルラー電話の提供する携帯電話事業のブランドである。

auブランドを展開するKDDI本社(東京都千代田区)
auブランドを展開するKDDI本社(東京都千代田区

目次

[編集] 概要

携帯電話契約数が約2,731万契約で、国内の携帯電話市場における市場占有率が約28.2%で2位(2007年3月末現在)。[1]

また3G契約数が約2,671万契約で、総契約数に対する3G普及率が97.8%で1位(2007年3月末現在)。

カメラ付きケータイやカラー液晶、シェルタイプ機種の導入の遅れ、iモードの爆発的ヒットから、Jフォン(現:ソフトバンクモバイル)やNTTドコモに新規契約数で大きく差をつけられ市場占有率は一時期(2002年4月末)3位となった。その後は、他社の3Gエリア展開の遅れや、ボーダフォン(現:ソフトバンクモバイル)の世界戦略機種投入の失敗もあり、契約数を伸ばし、ガク割やダブル定額での料金戦略や着うたフルなどのヒットで、現在ブランド別では3年連続、年間ベースでの純増数は2年連続、純増No.1を記録している。月次純増数では、2005年7月度より1年半連続してNTTドコモを上回っており、契約数の差を縮めている(2006年12月末現在)。

[編集] 名称の由来

auブランドを開発した株式会社ジザイズによると、携帯電話を介し、様々な人やモノとの出会いが生まれ、その出会いを通じて全ての価値が集い合う世界の実現を「『会う』に始まり、『合う』に行き着く」という意味合いから「au」の2文字でシンプルに表現したと説明。一方でauによると、access, always, amenityなどのAと、unique, universal, userなどのUで構成されていると説明している。また、「access to u ~ あなたにあう」という意味も込められている。

[編集] 沿革

前身は日本移動通信IDO、イドー)とDDIセルラー系地域会社。 この両グループで自動車電話、携帯電話事業を展開してきた。 IDOが関東・東海/甲信地方を担当し、これ以外の地方(北海道・東北・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄)をDDIセルラーグループが担当していた。 両社は主な出資企業が異なるが、ローミングなどの関係から、一般には単一グループとして認知されていた。(後述事業展開の部も参照)

日本の移動体通信分野において強大なシェアを誇るNTTドコモグループに対抗するため、2000年7月に両グループのブランドを「au」(エーユー)に一本化後、同年10月にDDI、KDD、IDOの3社が合併して「KDDI」発足。

この時点で残ったDDIセルラー系地域会社については、沖縄以外は同年11月「株式会社エーユー」(au)として統合一本化された。沖縄県を管轄する沖縄セルラー電話は、地元出資企業への配慮および単独でジャスダック証券取引所に上場している事から現在も別会社のまま存在する。

セルラー地域会社やIDOのシステムは別々に構築されてきたため、沖縄を除いても完全なシステム統合がされたのは2002年頃、沖縄は一部業務・サービスで未だ統合されていない。

「株式会社エーユー」は、翌2001年10月、KDDI本体に吸収合併され、現在は同社の携帯電話事業のブランド名となっている。そのためブランドネームも「au by KDDI」となっている。

アナログ式からデジタル式への移行当初は、他社と同様にPDC方式でサービスを行っていたが、DDIセルラーグループの関西・九州・沖縄セルラーが1998年7月14日から開始したCDMA方式のcdmaOneにIDOや北海道・東北セルラーが1999年4月14日参加し、全国ネット化。

引き換えにPDC方式の縮小を進め、2003年3月31日にPDC方式のサービスを終了し、現在はcdmaOne上位互換の第三世代携帯電話(3G)「CDMA2000 1x(のちにCDMA 1Xに改名)」への切り替えを進めている。

EZwebインターネットにアクセスできるほか、ほとんどの機種がgpsOne技術を利用したGPSに対応する。それを生かして、GPS対応機ではカーナビと同等の機能を持つ「EZ助手席ナビ」や、ハンディナビとして使える「EZナビウォーク」(サービス開始当初は「EZ@NAVI」)を提供している。他にGPSを使った天気予報などのサービスがある。

また、2003年11月28日からは、第三・五世代携帯電話(3.5G)「CDMA 1X WIN」の愛称でCDMA2000 1x EV-DO Rel.0のサービスを開始し、「EZ着うたフル」「EZフラット」を初めとした画期的なサービス、端末のデザインなどが評価され、2003年度から2005年度にかけて純増シェアトップを獲得した。

2004年8月1日EZフラットを終了し、同時にダブル定額を開始した。EZフラットを利用してきたユーザーはダブル定額へ自動的に移行された。2005年5月1日からは「ダブル定額ライト」を開始。定額の費用を最小1050円まで下げられる事、及び全ての料金プランと自由に組合せられる事から「3000円台から定額を始められる」事を宣伝、同時に携帯電話本体のみで完結する全ての機能について価格の上限を設け事実上の定額料金化し、さらに携帯電話を外部の端末に接続しモデムとして利用する際のパケット通信料金の料金体系を一新、WINの戦略を強化している。

2005年10月1日ツーカーグループ3社のKDDI本体への吸収合併後、ツーカーからauへの同一番号移行が可能になっている。

2006年2月、単独の契約でも家族割引と年間割引を併用した場合と同等の割引ができる「MY割」を発表。

2006年8月より、ソフトバンクモバイルの「自動くりこし」、NTTドコモの「2ヶ月くりこし」に対抗し、無料通話くりこしサービス「無期限くりこし」を開始した。

2006年9月より、コンテンツの一斉同時配信(マルチキャスト)を可能にする「BCMCS」を新たに導入する。BCMCSは、同一の無線チャンネルで多くのユーザーにコンテンツを一斉配信できるようにするシステム。コンテンツ配信時における周波数の利用効率とリアルタイム性が向上し、これまで以上の大容量コンテンツの配信が可能になるとしている。KDDIではこれを利用して、H.264をベースに高画質化された「EZチャンネルプラス」や、NTTドコモの「iチャネル」同等の「EZニュースフラッシュ」のサービスを開始する。これらは2006年秋冬モデルから順次対応。

  • 2006年10月24日 - 番号ポータビリティが開始された。最初の6日間でauに転入した契約の数は10万1200件と10万件を突破した。一方、auから転出した契約の数は2万600件で、MNP利用者はトータルでは8万600件の純増となった。

2006年10月末、着うたフル稼働台数が1000万台を突破。

2006年11月、J.D.パワー アジア・パシフィックの調査において顧客満足度首位を獲得、この年の純増首位も獲得し、番号ポータビリティが始まる2006年10月24日前後に、顧客満足度首位をPRしたCMを放映。

  • 2006年11月2日 - ソフトバンクモバイルのいわゆる「0円広告」について「景品表示法違反の疑いがある」として公正取引委員会に申告書を提出したが、2006年12月12日、「景品表示法第4条第1項第2号の規定に違反するおそれがある表示を行っていた」として、公正取引委員会から注意を受けた[2][3](ドコモも同じく注意[4]、ソフトバンクモバイルは警告を受けた[5])。また、公正取引委員会は、「顧客満足度No.1」を謳うKDDIを含む、これら3社が加盟する社団法人電気通信事業者協会に対し、複雑な料金体系に対する国民からの苦情の多さを指摘した。

2006年12月より、NTTドコモやソフトバンクモバイルが導入しているHSDPAに対抗し、下り3.1Mbps/上り1.8Mbpsと、特に上り方向の速度ががさらに高速化されたCDMA2000 1xEV-DO Rev.Aを開始。受信速度はHSDPAには及ばないが、送信速度が同者の4-5倍高速なのが売り。さらにパケット通信の遅延を制御するQoSも盛り込まれ、IPベースの双方向リアルタイム通信によるサービスも提供可能になる。新サービスとして、一部の2006年冬モデルでVoIPを利用した高品質なテレビ電話サービスを開始。ほかにもVoIP音声通話やブログ、メールなどのサービスを拡張する予定。エリア展開は、CDMA2000との完全上位互換のため、EV-DO Rev.Aエリアでない地域でも、従来のEV-DOや1xのエリアを利用できる。当初は東名阪の一部、2006年度末までに全国の政令指定都市をカバーするとし、2009年度中の全国展開を目指す。周波数は主に2GHz帯と一部に割り当てられる800MHz帯を利用する予定で、既存の800MHz帯にはEV-DO Rev.Aは導入されない。

  • 2006年12月14日 - WIN端末W44Sにおいて利用料金の誤課金が発生したと発表した。[6]
  • 2006年12月17日 - システム障害が発生しナンバーポータビリティでの手続きが行えなくなったと発表した。[7]
  • 2007年1月16日 - 2007年春モデルとしてワンセグ対応機含め10機種の発売を発表[8]

[編集] 事業展開概説

1985年の通信事業の自由化により、自動車電話事業への初めての新規参入に対し、京セラグループとトヨタ自動車グループが名乗りを上げ、調整の結果、トヨタが関東・甲信・東海地区を、それ以外の地区を京セラグループが参入することに決定。

京セラグループでは、1988年頃から地区別に、後述のような企業「○○セルラー電話」が設立され、モトローラ開発のアナログ式自動車電話TACS方式によるサービス事業を開始した。

[編集] 事業開始時期

  • 1989年7月 - 関西セルラー電話
  • 1989年12月 - 中国・九州セルラー電話
  • 1990年4月 - 東北セルラー電話
  • 1990年8月 - 北海道セルラー電話
  • 1990年9月 - 北陸セルラー電話
  • 1990年12月 - 四国セルラー電話
  • 1992年10月 - 沖縄セルラー電話

一方、トヨタグループは、1987年に「日本移動通信」(IDO)を設立。 京セラグループとは異なる、NTT大容量方式(ハイキャップ)による自動車電話サービス事業を1988年12月に開始。

この結果、関東・東海・甲信地区と、関西などとの地区でシステムの互換性がなく、相互利用ができない事態となり、モトローラの本国アメリカの圧力もあり、政治問題に発展した。このアメリカの政治的圧力に押される形で、1991年10月に、IDOも東京23区からTACS方式の導入を始め、1992年12月にようやく両グループのTACS方式のローミングが開始され、相互利用が可能になった。なお、TACS方式は、2000年9月30日にサービスが廃止された。

その後、デジタル(PDC)方式を導入。PDC方式は2003年にサービスが廃止された。

ただし、2005年10月1日にツーカーグループを吸収合併したことに伴い、事実上KDDIのPDC方式サービスが復活しているが、2008年3月31日をもってツーカーそのもののサービス終了が発表されている。ツーカーのサービス終了時期が決まったことによりauへの乗換促進がこれまでよりも強化された。

IDOの端末例・521G 松下製 1998年
IDOの端末例・521G 松下製 1998年

[編集] PDC方式導入時期

サービス開始当時は全国展開ではなかったため、希望するユーザーに対して、「ドコモローミング」という形でIDO利用者はセルラーエリアで、セルラー利用者はIDOエリアでNTTドコモのPDC回線を日額計算で利用できるようにしていたが、IDO-セルラーエリアが全国展開になった際には有名無実なサービスとなっていた。 しかし、PDC方式の展開が遅かったためかシェアは上がらず、ついに日本で初めてCDMA方式(cdmaOne)を採用することになった。

[編集] cdmaOne方式導入時期

この施策は一定の成果があり、現在進めている第三世代方式CDMA2000方式の土台にもなっている。

[編集] 携帯電話端末のシリーズと型番一覧

[編集] CDMA 1X WINとCDMA 1X

第三世代携帯電話(3G)に分類されるCDMA 1X WINシリーズとCDMA 1Xシリーズは2006年現在、auの主力シリーズである。

[編集] CDMA 1X WIN端末

CDMA 1X WIN対応の端末例 neon(W42T)東芝製 2006年
CDMA 1X WIN対応の端末例 neon(W42T)東芝製 2006年
au初のおサイフケータイ(EZ FeliCa)対応機種W32H
au初のおサイフケータイ(EZ FeliCa)対応機種W32H

CDMA 1X WIN端末の型番はWで始まる(CDMA 1X EV-DO Rev.A対応端末を含む)ため、Wシリーズとも呼ばれる。 約款上はau ICカードに対応しない音声型端末が「第3種auデュアル」、au ICカードに対応する音声型端末が「UIMサービス」、カード型端末が「第3種auパケット」契約である。

Wのあとには2桁の数字が続き、最後には各メーカー毎に割り振られたアルファベットによる略称が付く。

携帯電話型端末においては、数字の1桁目でサービス開始からの経過年数を表し、その端末がどの年に発売されたかを表している。サービスの開始は2003年であることから、初年の端末は「1」、サービス開始2年目の2004年の端末では「2」というように割り当てられる。ただし、マイナーチェンジ端末では、ベースとなった端末の型番の後に「Ⅱ 」をつけるというルールを優先するため、この規則は適用されない(例:2006年発売のW33SA Ⅱ2007年発売のW43H Ⅱ )。

数字の2桁目は、メーカー毎の続き番号である。ただし年が代わるとこの数字はリセットされ、再び1から使われはじめる。 CDMA 1Xと異なり他メーカーと続き番号を共有しないため、ソフトバンクモバイルツーカー同様同じ数字を持つ端末が複数存在しうる。また、同時期に発売された端末でもメーカーによって2桁目の数字の大小は異なることになる。

なお、PCカード型などの非携帯電話型端末(パソコンPDAなどに差し込んで、主にデータ通信を行うタイプ)にはW00番台が割り当てられている。こちらの2桁目は携帯電話型端末と異なり、CDMA 1X同様メーカーの区別の無い続き番号となっている。

「ガク割」(学生割引)には対応していないことから、当初は大人(成人)向け、あるいはパケット通信をよく使うパワーユーザー向けといった位置付けだったが、現在では「MY割」などの割引サービスも増え、端末自体の価格も安い機種が出るようになり、全てのユーザーを対象としたサービスの展開を行っている。

  • W10番台~W50番台(携帯電話型端末)
カシオ
(CA)
日立
(H)
京セラ
(K)
パナソニック
(P)
ソニー・エリクソン
(S)
三洋鳥取三洋
(SA)
シャープ
(SH)
東芝
(T)
2003年 冬モデル W11H W11K           
2004年 春モデル   W21H            
夏モデル     W21K   W21S W21SA    
冬モデル W21CA W22H       W22SA   W21T
2005年 春モデル W21CA Ⅱ PENCK
(W31H)
W31K   W31S W31SA    
夏モデル W31CA   W32K
(簡単ケータイ)
    W32SA   W31T
秋モデル   W32H W31K Ⅱ   W32S W31SA Ⅱ    
冬モデル           W33SA   W32T
2006年 春モデル W41CA W41H W41K   W41S W41SA   MUSIC-HDD(W41T)
neon(W42T)
夏モデル W42CA
(G'zOne)
W42H W42K   W42S
(ウォークマンケータイ)
W33SA Ⅱ   W43T
W44T
秋モデル W43CA W43H W43K   W43S W42SA(鳥取三洋)
W43SA
W41SH W45T
W44T Ⅱ (TiMO)▲
冬モデル   W43H Ⅱ   W44K   W44S     DRAPE(W46T)★
W47T
2007年 春モデル W51CA W51H W51K
MEDIA SKIN(W52K)
W51P W51S W51SA W51SH(AQUOSケータイ) W51T
W52T
W44T Ⅲ(LEXUS)△

★が並記された端末はCDMA 1X EV-DO Rev.Aに対応。▲が並記された端末はPiPitまたは全国のトヨタの各ディーラー専売モデル。△が並記された端末は全国のレクサス店専売モデル。

  • W00番台(非携帯電話型端末)
    • 続き番号: W01K、W02H、W03H
  • E00番台(法人向け端末)
    • 続き番号: E02SA、E03CA

[編集] CDMA 1X端末

CDMA 1X端末の型番はAで始まるため、Aシリーズとも呼ばれる。 約款上は「第2種auデュアル」契約である。

型番ルールは基本的にcdmaOne末期から引き継いだもので、Aの後には4桁の数字が並び、最後には各メーカー毎に割り振られた1、2文字の略称が付く。

数字の上1桁目はグレードを表し、ローエンド機は「1」、ミドルレンジ機は「3」、ハイエンド機は「5」が割り当てられていた。ただし、Aシリーズにおいて実際に3000番台が使われたのは当初の2002年のみである。これは5000番台との差がムービーの再生に対応するかしないかだけであり、着うたの技術がムービー機能と密接に関わっているためである。ローエンド機にも着うたが普及し同時にムービーメールも普及し、さらにWIN端末もラインナップの中核に台頭してくるようになると、3000番台は存在を消した。今では、5000番台はWIN端末にハイエンドの座を取って代わられ、ミドルレンジ的な位置づけであるといえる。

数字の上2桁目もグレードに関係し、従来に比べ機能強化などがなされた場合に繰り上げられる。しかし不明瞭な繰上げや、機能と型番が一致しない例外が多く、あまり有効な使い方はなされていないといえる。後述の一覧も半ば結果論的に分類したものでしかない。

数字の上3桁、4桁目は上記2桁を踏まえたうえでの続き番号である。この番号の扱いにはCDMA 1X WINの携帯電話型端末と違い、メーカーの区別がない。そのため同じ型番をもつ端末は基本的に1つだけである。

また、CDMA 1X開始当初の端末では上3桁目に一律「1」が割り当てられていた。これは、末期のcdmaOne端末との区別を図ったためと考えられる。

なお、このシリーズではPCカード型などの非携帯電話型端末は発売されていない。

2005年秋、「簡単ケータイS」として「A101K」が発表された。 番号が3桁であるのは、この機種が通話専用であることから他の機種の型番との差別化を図った結果だと考えられる。

  • A1000番台(ローエンド。EZナビ非対応)
    • A101xシリーズ(EZWeb@mail対応、WAP2.0非対応)
    • A11xxシリーズ(EZWebMulti・WAP2.0対応)
    • A13xxシリーズ(ムービーメール対応)
    • A14xxシリーズ(ムービーメール(Mサイズ)対応)
京セラ パンテック&キュリテル ソニー・エリクソン 三洋 鳥取三洋 東芝
A1010番台 A1012K/K Ⅱ
A1013K
A1011ST
A1014ST
A1100番台 A1101S
A1300番台 A1301S A1302SA
A1303SA
A1305SA
A1304T/T Ⅱ
A1400番台 A1401K
A1403K
A1405PT
A1406PT(簡単ケータイ)
A1402S/S Ⅱ
A1404S/S Ⅱ
  • A3000番台(ミドルレンジ。当初よりEZWebMulti・WAP2.0・EZアプリ・EZナビ対応)
    • A301xシリーズ(EZムービー非対応)
カシオ ソニー・エリクソン 三洋 東芝
A3010番台 A3012CA A3014S A3011SA
A3015SA
A3013T
  • A5000番台(ハイエンド。当初よりEZWebMulti・WAP2.0・EZアプリ・EZナビ・EZムービー対応)
    • A501xシリーズ(携帯電話によるクレジット決済(Kei-Credit)、UIMカード(au ICカード)試験端末。一般ユーザーのテスター限定に貸与されたA5011HMCのみ。)
    • A53xxシリーズ(ムービーメール対応)
    • A54xxシリーズ(ムービーメール(Mサイズ)対応)
    • A55xxシリーズ(EZナビウォーク・ムービーメール(Mサイズ)対応)
カシオ 日立 京セラ ソニーエリクソン 三洋 鳥取三洋 東芝
A5010番台 A5011HMC
A5300番台 A5302CA A5303H/H Ⅱ A5305K A5306ST
INFOBAR(A5307ST)
A5301T
A5304T
A5400番台 A5401CA/CA Ⅱ
A5403CA
A5406CA
A5407CA
A5402S
A5404S
A5405SA
A5500番台 A5512CA
G'zOne TYPE-R
(A5513CA)
A5502K
A5515K
A5521K
A5503SA
A5505SA
A5522SA
A5507SA
talby(A5508SA)
Sweets(A5510SA)
A5514SA
A5518SA
Sweets Pure
(A5519SA)
A5520SA/SA Ⅱ
(ジュニアケータイ)
Sweets cute
(A5524SA)
A5525SA
(ジュニアケータイ)
A5501T
A5504T
A5506T
A5509T
A5511T
A5516T
A5517T
(簡単ケータイ)

A5523T
  • A100番台(2006年1月現在、A101Kのみ。通話専用)
    簡単ケータイS(A101K)
  • B00番台(2006年8月現在、B01Kのみ。法人専用端末)
    B01K

CDMAぷりペイドは、沖縄ではA5404S、沖縄以外ではA1405PTが対応している。

[編集] cdmaOne

しばしば2.5世代と呼ばれるcdmaOneは、2002年4月にCDMA 1Xサービスが開始されるまでauの主力だったシリーズである。

cdmaOne端末の型番は初期のものを除きCで始まるため、Cシリーズとも呼ばれる。 約款上は音声型端末が「第1種auデュアル」、カード型端末が「第1種auパケット」契約である。

[編集] 末期のcdmaOne端末

cdmaOneシリーズでは長年3桁の型番が使われていたが、CDMA 1Xサービス開始直前の2001年冬モデルでは4桁化された。

この型番をもったcdmaOne端末はわずか6機種しか発売されなかったものの、WAP2.0、eznavigation(現・EZナビ)、ezmovie(現・EZムービー)といった新サービスが多く導入され、その後のau端末の流れを作った端末群である。

なお、このシリーズではPCカード型などの非携帯電話型端末は発売されていない。

  • C1000番台(ローエンド。EZWeb@mail対応)
    • C1001SA
    • C1002S
  • C3000番台(ミドルレンジ。EZWebMulti・WAP2.0・eznavigation対応)
    • C3001H
    • C3002K
    • C3003P
  • C5000番台(ハイエンド。EZWebMulti・WAP2.0・eznavigation・ezmovie対応)
    • C5001T

[編集] 初期~中期のcdmaOne端末

cdmaOneの全国ネットが完成した1999年4月から2001年秋モデルまでのcdmaOne端末では、3桁の型番が使われていた。

このシリーズでは、最初期のようなTACSとのデュアルモードではなくcdmaOne専用機となり、旧IDOからもようやくcdmaOne端末が提供されるとともに、cdmaOne端末については旧IDOと旧DDIセルラーの型番が統一された。

当初は、EZweb(旧IDOではEZaccess)に対応するC200シリーズと、非対応のC100シリーズの2シリーズから提供が開始され、その後は主にEZwebに関する機能向上などがあるたびに、型番が100もしくは50繰り上げられた新シリーズが登場した。

この型番ルールでは、PCカード型などの非携帯電話型端末も、通常の端末と区別しない型番を採用していたため、C300番台にはこれらと携帯電話型端末が混在する。

このころから、マイナーチェンジ端末ではベースとなった端末の型番の後に「Ⅱ 」をつけるようになった。

このシリーズの一部では、C101Sのように現在のCDMA 1Xには対応できない機種もあり、ユーザに対しては新しい機種への無料交換などの措置が取られている [1] [2]

  • C100番台
    • C100シリーズ(EZwebに非対応)
    C100MC101S(2004年8月以降使用不能、ソフトウェアアップグレードが必要)、C102KC103TC104SAC105PC106STC107KC111SA
  • C200番台(回線交換型(使用時間に応じての従量制)のEZwebに対応)
    • C200シリーズ
    C201HC202DE
  • C300番台パケット通信型のEZwebに対応)
    • C300シリーズのうち、携帯電話型端末
    C301TC302HC303CA (G'zOne)C304SAC305SC307KC308PC309HC310TC311CA (G'zOne)C313K
    • C300シリーズのうち、非携帯電話型端末
    C312SK (Rapira Card)C314T (P'sBoat)C315SK (Rapira Card)
  • C400番台(EZweb@mailに対応)
    • C400シリーズ
    C401SAC402DEC403STC404S (DIVA)C405SAC406SC407HC408PC409CA (G'zOne)C410TC411STC412SAC413SC414K/K ⅡC415T
    • C450シリーズ(ezplusに対応))
    C451HC452CA (G'zOne)

[編集] 最初期のcdmaOne端末

旧DDIセルラーでは、1998年7月14日にサービスを開始した関西・沖縄・九州を皮切りに「CD-10」シリーズとして、当時まだサービスが提供されていたTACS方式とのデュアルモード機として登場した。cdmaが使える場所ではcdma端末として、cdmaが使えない場所では、TACS端末として機能するものである。

  • CD-10P
  • CD-10F
  • CD-10K
  • CD-10DE
  • CD-10T

1999年4月14日とサービスの開始が遅かった旧IDOでは、TACS方式とのデュアルモード機は販売されず、前記のC101・C201(このシリーズより旧DDIセルラーと型番が統一された)からとなっている。

(書きかけ。執筆者求む)

[編集] アナログとPDC

DDIセルラー時代は、アナログ機がHP-xx、デジタル (PDC) 機がHD-xxで、メーカーに関係なく登場する順番に10から番号を10刻みで振り、末尾にはメーカーの略号がつく(マイナーチェンジすると番号が1つ進む)。1998年ごろにcdmaOne機はCで始まり、PDCデジタル機はDで始まる現在と同じ形式に変更されたが、これ以前に発売された機種は、改番されずにそのまま最後まで販売されていた。

また、IDOはこれとはまた別の法則で番号を振っていた。 1995年頃には

  • ハイキャップ - Hxxx
  • TACS - Txxx

という型番のつけ方がされた。DDIセルラーとは異なり、メーカーの略号はつけていない。

同年11月に開始されたPDC式では、最初に出された携帯端末はデジタルミニモシリーズとして

  • D304(東芝)
  • D305(NEC)
  • D306(京セラ)
  • D307(モトローラ)

の型番から始まり、自動車用が「デジタルカーフォンD308」(デンソー)であった。基本的には、新機種の発売順に従って、メーカーに関係なく型番が一つずつ増やされる方式であった。

1997年には、通信速度9600bps対応のGシリーズとして、501G・502Gが発売された。以後はやはり新機種の発売順に従って、メーカーや機能に関係なく型番が一つずつ増やされる方式が取られ、PDC方式向けに回線交換EZaccessサービスが開始されると700番代になり、最終は705G(DDIセルラーD306S相当、1桁目が異なるのはDDIセルラーD301SA相当の端末がIDOエリアでは未発売のため)である。

[編集] 端末SAR値の一覧

上位の端末では、一部のPHSと匹敵(またはそれ以下)するほどの低SAR値を実現している。

端末のSAR値トップ10 (低SAR値の端末を上位とする)
機種名 SAR値(W/kg) メーカー名 (トップとの比率)
1位 W42SA 0.102 鳥取三洋電機 1倍
2位 W21CA 0.113 カシオ計算機 1.11倍
2位 W31CA 0.113 カシオ計算機 1.11倍
4位 A5512CA 0.185 カシオ計算機 1.81倍
5位 W44K 0.207 京セラ 2.03倍
6位 A5523T 0.230 東芝 2.26倍
7位 A5303H Ⅱ 0.239 日立製作所 2.34倍
8位 PENCK 0.242 日立製作所 2.37倍
9位 A1406PT 0.272 パンテック&キュリテル 2.67倍
10位 C404S

DIVA

0.274 ソニー(現:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ) 2.69倍
端末のSAR値ワースト10
機種名 SAR値(W/kg) メーカー名 (トップとの比率)
10位 W51CA 1.14 カシオ計算機 11.2倍
9位 A5305K 1.15 京セラ 11.3倍
9位 ウォークマンケータイ W42S 1.15 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 11.3倍
7位 A5521K 1.20 京セラ 11.8倍
6位 A5306ST 1.21 三洋マルチメディア鳥取(現:鳥取三洋電機) 11.9倍
5位 A5405SA 1.22 三洋マルチメディア鳥取(現:鳥取三洋電機) 12.0倍
4位 簡単ケータイS A101K 1.34 京セラ 13.1倍
3位 A3013T 1.48 東芝 14.5倍
2位 C415T 1.52 東芝 14.9倍
1位 C5001T 1.62 東芝 15.9倍

[編集] 携帯電話端末供給メーカー

2007年1月現在
かつて旧セルラーの端末は、メーカーごとに箱と取扱説明書の色を変えていた。この項ではこれについても付記する。なお、現在は一部を除きauのシンボルカラーである橙色に統一されている。

[編集] 端末を供給しているメーカー

三洋電機
略称「SA」(旧・箱色:水色)
かつては低価格帯・普及型機種の製作が多かったが、2004年頃からは鳥取三洋電機との住み分けが進みA5505SAやau初の2軸ヒンジ端末のW21SAW33SA/SA Ⅱ 等の高機能機種を製作することが多い。
W51SAで初めてEZ FeliCaに対応した。
au向け端末のメーカの中で唯一FMトランスミッターを搭載している(W32SA/W51SA)が、ワイド液晶(WQVGA/WVGA)を搭載したことはない。また、国際ローミングサービス「グローバルパスポート」対応機を唯一製作するメーカーだった。
W33SA Ⅱ以降の端末では日本語入力システムAdvanced Wnn(うんぬ)αを採用しており、W41SA以前のAdvanced Wnn V2と比べ、変換辞書が約8倍に拡張されている。
  • A5503SA - 携帯電話とFMラジオの連携を初めて実現した。
  • W33SA/SA Ⅱ - 世界初のワンセグ放送(EZテレビ)対応端末。
  • A5522SA - 鳥取三洋電機製ベースのソフトウェアを使用し、ATOKを採用している。
鳥取三洋電機(旧・三洋マルチメディア鳥取)
略称「SA(かつてはST)」(旧・箱色:紫色)
普及型端末や、A5405SASweetsA5510SA)、ジュニアケータイA5520SA/SA ⅡA5525SA)等の子供向け機能を搭載した端末を製造している。同社のモデルはコンパクトなものが多い。
略称にはかつて「ST」が採用されていたが、2003年4月のグループ再編に伴い、再編前に開発されていたINFOBARを最後に、以降の端末では「SA」へと変更されている。製造番号は現在でも「*ST**xyzabc」(*:アルファベット、xyzabc:数字)のままである。
A5514SAより、「グローバルパスポート」に対応した機種を製作している。
CDMA 1X WINに対応した端末を出していなかったが、W42SAでWIN端末も出した。
日本語入力システムはATOKを採用。
  • C106ST - auで初めての2つ折りモデル。
  • INFOBAR(A5307STtalby(A5508SA - au design project端末
  • A5514SA - 2つ折りタイプの携帯電話では初となる、閉じても開いても突起のない「Smooth Style」を実現した。Smooth Styleは、その後、Sweets Pure(A5519SA)・ジュニアケータイ(A5520SA/SA Ⅱ )・W42SAでも採用されている。
  • W42SA - 鳥取三洋電機初のCDMA 1X WIN対応端末。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
略称「S」(旧・箱色:桃色)
ジョグダイヤルや予測変換入力POBox Pro(W43S以降。Advanced Wnn V2との組み合わせ。)を採用した事による独特の操作体系や、メモリースティックを利用したソニー製品との連携機能、他キャリアに先駆けた「着せ替えケータイ」等、他社にはない独特の雰囲気を持ち、固定ファンが多い。Felica(おサイフケータイのICチップ)の開発会社も同グループである。
  • A5402S - au初のQVGA液晶を搭載した。
  • A1402S/S Ⅱ - auで初めて赤外線通信に対応した。
  • ウォークマンケータイ W42S - ソニーの「ウォークマン」を携帯電話端末にした。
  • W43S - 解像度240×432ピクセルのフルワイドQVGA液晶を業界で初めて搭載した。
  • W44S - 携帯電話初の地上デジタルラジオ+ワンセグに対応した縦横両開き端末。
カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
2004年4月に発足したカシオ計算機と日立製作所の携帯端末部門統合会社。主に開発工程全般を担当し、製造以降の工程はカシオ、日立で別個に行う。A5403CAW21CAW22H以降から、カシオ日立開発のソフトウェアが搭載されている。
カシオ計算機
W31CA  2005年
W31CA 2005年
略称「CA」(旧・箱色:青紫色)
デジタルカメラを開発・発売している会社であることを生かし、カメラ機能を重視した端末を多く発表した。
同社の看板商品である腕時計G-SHOCK」の技術を生かして、耐水・耐衝撃機能を搭載したG'zOneシリーズを製作していたが、2001年C452CA以降は、後継機種はしばらくの間リリースされていなかった。しかし、同シリーズは利用者から多くの復活要望が寄せられ、2005年5月26日、後継機種となる新型の折りたたみ式「G'zOne TYPE-R(A5513CA」が発表されて話題となった。アメリカで行われた「2005 International CES」においてはモックアップ(模擬端末)の参考出品がなされていた。さらに、2006年5月22日、CDMA 1X WIN対応となったG'zOne W42CAが発表された。
A5512CAから始まったプリセットコンテンツの強化やG'zOneシリーズに加え、使いやすさを第一に考えた端末作りにより、J.D.パワー アジア・パシフィックの携帯電話端末製造メーカー別顧客満足度で2年連続No.1を達成した。
なお、カシオ製の端末は現時点ではau向けのみである。日本語入力システムはATOK。
  • A3012CA - au初のカメラ付き携帯電話
  • A5406CA - 1/1.8型 320万画素という大判CCDを搭載した。
  • W21CA/CA Ⅱ - 同社初のCDMA 1X WIN端末。縦長液晶やPCサイトビューアーの搭載、2軸ヒンジなど、新しい要素も取り入れ、シンプルなデザインで多機能だった。
  • W31CA - W21CAとほぼ同じ形でカメラを高画素化し、PCドキュメントビューアを搭載。
  • W41CA - 従来の2軸ヒンジ端末より薄型で、女性をターゲットに発売し、2006年モデルの中で一番の人気機種となった。待ち受け画面に登場するペンギンが話題となった。
  • W43CA - A5512CAの後継端末。待ち受け画面のペンギンは「2軸構造の端末に住む」という設定のため、ゲスト出演とされた。「W43CA」開発者インタビュー
  • E03CA - W42CAをベースにした法人向け端末でBluetoothに対応。
  • W51CA - ワンセグ機能を初搭載し、搭載機種最長の連続視聴時間5時間30分を実現した。サブ液晶も搭載している。また、アデリーペンギンもW41CAに引き続き登場する。
日立製作所
略称「H」(旧・箱色:エメラルドグリーン)
最新の技術を使用した高機能端末の製作(この件に関しては、後述の東芝も同様)を行うことが多い。また、「気配りスイッチ」と呼ばれる独特のマナーモード切替方式も根強い人気がある。
2004年11月に発売されたau初のスライド式端末W22Hからは、カシオ製端末とほぼ同等の内部ソフトを採用し、また気配りスイッチの搭載が見送られる等独自性がやや薄れたが、ワンセグ放送対応のW41HW43H/H Ⅱ で「ワンセグケータイの日立」を強調した。
最後までストレート端末を製造していたがA5303H/H Ⅱ(日立最後のCDMA 1X端末)から折りたたみ式に移行した。
着信メロディとして「日立の樹」(この木なんの木)が入っていたが、C3001H(au最後のストレート端末)以降の機種では日立 世界・ふしぎ発見!の初代オープニングテーマに変更される。しかし、W41Hより再度「日立の樹」がプリセットされた。
日本語入力システムはATOK。なお、日立製の端末は、今のところau向けのみである。
  • C201H - 初のEZweb端末。
  • C309H - 世界初の16和音着信メロディ対応機。
  • W11H - 初のCDMA 1X WIN対応機。
  • W51H - ワンセグ機能が省かれたが、2.9インチのWVGA液晶と指紋認証機能が搭載されている。指紋センサーはPCサイトビューアーのポインタ操作にも使用できる。
東芝
略称「T」(旧・箱色:緑色)
auにおける最上位機種(フラッグシップモデル)から普及型の機種まで幅広い層に向けた端末を製作している。2006年はほぼCDMA 1X WIN対応端末が中心だった。
MPEG-4チップを自社生産しているため、ムービー関連に積極的。また同社のCDMA 1X WINに対応した端末では本格的な自社製の3Dグラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T4G」(TC35285)を搭載する端末も製作しているため、「3Dゲームアプリ等のグラフィック性能に強いケータイ」として知られる。
auの端末メーカの中で唯一Bluetoothを搭載した一般消費者向け端末を製造し続けている(かつてソニーがau向けの端末でBluetoothを搭載した端末を製造したことがある)。
日本語入力システムは自社製のモバイルRupo。
  • W41T - 日本国内向けの携帯電話として初の0.85インチハードディスクドライブ(容量は4GB)を搭載した端末。
  • W44T / TiMO W44T Ⅱ / LEXUS W44T Ⅲ - 1.04GB(内、約40MBはBREW専用)の大容量内蔵メモリ搭載の端末(PiPit(トヨタ)専売のTiMO W44T Ⅱレクサス専売のLEXUS W44T Ⅲを含む)。これ以降、アドレス帳を1件あたり5番号5アドレスまで登録可能となり、WIN端末は「グローバルエキスパート」(UIMカード)に対応している。BluetoothおよびSCMS-T対応のワイヤレスミュージックリモコンが付属する。
  • W47T/DRAPE - 日本国内初のEV-DO Rev.A対応端末。W47Tは同社初のEZ FeliCa対応端末である。
  • A5523T - 2005年10月発売の簡単ケータイ A5517T以来、1年3ヶ月ぶりとなる携帯初心者向けのCDMA 1X端末。
  • W51T - ワンセグ+デジタルラジオを初搭載し、W44Tに続いて2軸ヒンジ構造になっている。30fpsのフレームレートによるムービー録再にも対応した新開発の3Dグラフィックアクセラレータ「MOBILE TURBO T5G」(TC35296)や手ぶれ軽減対応3.2メガピクセル・オートフォーカスカメラも搭載している。
  • W52T - 同社初のスライドボディ+3.0型WVGA液晶のボディに、EV-DO Rev.A・オープンアプリプレイヤー・IrSimple「以外」のau提供の全ての機能を搭載している。なおEZ FeliCaとBluetoothの両方に対応したau機はW52Tが初めて。
京セラ
略称「K」(旧・箱色:山吹色)
東芝とほぼ同様に、普及機から高機能機まで幅広い層に向けた端末の製作が中心。液晶ディスプレイ部分が回転するA5305KA5502Kをイメージし丸みを帯びたデザインが印象的なA1403K等の個性的な端末も製作。
日本語入力システムはAdvanced Wnn V2 EX。2006年の秋モデルW43Kで「EZ FeliCa」を導入した(ただしW44KはEZ Felicaには非対応)。
  • W31K/K Ⅱ - 雑貨風のデザインで若い女性層をターゲットにし、コストパフォーマンスに優れEZ「着うたフル」などに対応したWIN対応端末
  • 簡単ケータイW32K) - エルダー層向けのWIN対応端末
  • 簡単ケータイSA101K)- ストレート式で液晶画面を持たない高齢者向けの通話専用CDMA 1X端末。
  • W41K - auで初の手ぶれ補正機能カメラを搭載し、充電台にウーファーを搭載した。(2006年秋モデルW43K・2007年春モデルのW51Kにも充電スタンドにウーファーを搭載する)最上位機種
  • B01K - A1403Kをベースに、充電池の容量を増やすなど法人ユーザー向けに特化した端末。
  • A5521K - auで初めて外部メディアにmicroSDカードを採用する。
  • W42K - 京セラ製au向け端末としては最初で最後のアナログTVチューナーを搭載した端末。
  • W44K - 薄さが15.3mmでCDMA 1X WINの折りたたみ端末最薄。(2007年4月現在での時点)
  • W51K - ワンセグや2軸ヒンジ構造を初めて採用した。
パンテック&キュリテル
略称「PT
韓国で携帯電話出荷台数第2位・世界第7位のメーカーとして、2005年12月に発売されたA1405PTから参入。普及型機種を供給する。しかし、発売早々の2005年12月10日、内蔵ソフトウェアの不具合(Eメール、EZwebの初期設定に失敗)が発見された。auからのお知らせ。これは、日本携帯電話市場への新規参入外国メーカーの対応が難しいことを示す典型例の一つと言えよう。A1405PTは沖縄地区以外ではCDMAぷりペイド用の端末でもある。また、2006年の秋モデルとして簡単ケータイ A1406PTが2006年9月に発売された。
2007年4月現在、EZアプリ(BREW)やEZナビウォークなどに対応した端末はなく、パンテック&キュリテル社オリジナルのJavaをベースにした独自のプラットフォーム(アプリ用を含む)が実装されている。
日本語入力システムはATOK。
シャープ
略称「SH
NTTドコモソフトバンクモバイルに端末供給を行っているメーカーであり、2006年度の出荷台数およびシェアでは現在1位。2007年4月現在、EZ FeliCaに対応した端末はない。
日本語入力システムはケータイShoin(W41SHはShoin4、W51SHはShoin5。NTTドコモやソフトバンクモバイルの同社製端末で問題になった「みられまくっちゃ」と入力すると再起動するバグは修正済み)。
  • W41SH - ナンバーポータビリティ導入前の06年10月に発売された。WQVGA液晶や、疑似マルチタスク「Task Bar機能」を搭載している。電源周りで不具合があるため、一時発売停止になった。
  • AQUOSケータイ W51SH - サイクロイド構造+3インチWQVGA液晶を採用し、ワンセグ+デジタルラジオや横からの覗きを防ぐプライベートフィルタ機能を搭載している。
パナソニック モバイルコミュニケーションズ(旧松下通信工業)
略称「P」(旧・箱色:赤色)
2007年1月に供給を再開したパナソニックモバイルは、2007年4月現在では、日本国内用端末を全3社に納入している。2002年3月に発売された日本初のBREW(ただし、基本プラットフォームの一部)対応端末C3003Pを最後に撤退していた。(ほぼ同時期に、J-フォン、ツーカー向けの端末供給からも撤退している)。各メーカー間でメニュー構造などがある程度統一されているauでは、パナソニック端末の「auケータイとしては異質なメニュー構造」(例として、一般のau端末では20番台に着信音関連メニューが割り当てられているが、パナソニック端末のみ830番台に割り当てられている)などがNTTドコモからの移行者を中心に支持され、今なお復活を希望する者が多かった。
  • W51P - 再参入初号機ながらEZ FeliCaに対応し、NTTドコモ向け端末やソフトバンクモバイル向け端末でお馴染みのワンプッシュオープンも搭載している。20~30代の女性ユーザー層(特にOL層)をターゲットにした端末だが基本ソフトウェアおよびUIはカシオ日立製のものを利用している。(この理由として、携帯端末の開発で提携している日本電気が、auのCDMA方式端末を手がけていないこともある)。そのため、日本語入力システムはNTTドコモやソフトバンクモバイル向け端末で採用しているAdvanced Wnnではなく、ATOKである。

[編集] かつて端末を供給していたメーカー

ここでは、CDMA方式端末をau(旧IDO・DDIセルラー)向けに供給していたメーカーのみ記す。

デンソー
略称「DE」(箱色:黄緑色)
2000年12月に発売されたC402DEを最後に撤退。その後しばらくしてJ-フォン向け端末の供給からも撤退した。「ウィリー」と呼ばれる待ち受け画面キャラクターや、端末両脇に配置されたタッチセンサーによりキーロックを解除できる機能などが女性を中心に人気を博した。2001年5月に、京セラとの間で携帯電話端末事業の業務提携を行いC3002Kの開発をおこなった。現在、トヨタ自動車カーナビゲーションG-BOOK」向けのCDMA 1X通信モジュール(DCM)を製造しているが、この端末はauブランドでの販売はされない。デンソーは、自動車部品の大手メーカーであり、過去に行われた携帯電話の開発製造は、この車載無線モジュール開発のための布石であった。
モトローラ
略称「M」(箱色:薄紫色)
2000年8月に発売されたC100Mを最後に撤退。C100Mは元々C306Mとして開発されていた端末だが、開発が上手く行かずEZwebCメール機能などをなくし、TACS方式ユーザーのcdmaOne方式への移行用として発売された経緯がある。このため、C3xxシリーズの型番が「306」のみ欠番となった。その後、ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)やNTTドコモに端末を供給している。
富士通
略称「F」(箱色:青)
1998年11月、cdmaOne/TACSデュアルモード機CD-10Fを関西・九州・沖縄の各セルラー地域会社で供給したのみで、これ以降au向け端末の供給は行われていない。愛知万博向け実験端末(愛・MATE、CDMA 1X WIN#2004年の端末を参照)を製作したが、この実験端末には携帯電話としての通信機能は内蔵されておらず、CFカード端末W02Hを経由して電話網に接続する。現在はNTTドコモ向け端末のみを製造する。
セイコーインスツル(旧・セイコーインスツルメンツ)
略称「SK
データ通信専用PCカード型端末C315SKの供給を行っていた。しかし、データ通信の需要はcdmaOneの最大64kbpsからCDMA 1X WINの最大2.4Mbpsにシフトし、また現在では京セラ及び日立製作所によりCDMA 1X WINネットワークを利用したデータ通信端末が供給されているため、C315SKの供給がいつまで続けられるかは不透明でる。現在はソフトバンクモバイル向けにデータ通信専用コンパクトフラッシュ型端末を供給している。

[編集] 幻のメーカー

サムスン電子
略称「SG
2001年6月に同社製端末C453SGTELEC(財団法人テレコムエンジニアリングセンター)の技術基準適合証明を受けたが、発売直前で立ち消えとなった。しかし、2006年3月中旬に、ボーダフォン(現・ソフトバンクモバイル)よりVodafone 804SSの名称で日本市場に参入した。

[編集] その他

  • KDDIスーパーワールドカードが使える。
  • 固定電話及び他社携帯電話からauの携帯電話に通話する際、もしくはauの携帯から他社携帯電話に通話をする際、信号音が鳴り続き繋がるまで若干時間がかかることがある(au以外の他社同士の通話では殆ど起こらない現象。システムの関係と思われる。)。

[編集] 販売店

auショップ(エーユーショップ)
KDDI株式会社および沖縄セルラー電話株式会社の提供する携帯電話サービスブランド「au」携帯電話を専門に取り扱う販売店。全国に約3,000店舗、業界NO.1の店舗網。小規模な店舗が多く見られていたが、最近では他社のNTTドコモソフトバンクモバイルに対抗するべく大型店舗が、都心の渋谷・新宿・池袋などをはじめ、地方都市にも相次いでオープンしている。携帯電話サービスの他に、KDDIが提供する固定電話サービス、インターネットサービスプロバイダDION等の受付も行っている。auブランドができる以前は、「IDOプラザ」(関東中部)、「セルラースポット」(関東中部以外)などの屋号で営業展開されていた。主にau携帯電話の販売、故障修理受付、電話料金支払い、付属品販売、解約、契約内容変更などau携帯電話に関する様々なサービスを提供。ほとんどのショップが独立採算制で、KDDIおよび沖縄セルラー電話と契約を結んだ運営会社が各ショップを運営している。ツーカーをグループに入れてからは、「ツーカーショップでありながらau端末を併売する」などの過渡期を経て、ツーカーショップからauショップに変わった店舗もある。
PiPit (ピピット)
トヨタ自動車の系列のディーラーが運営する販売店。auショップとほぼ同様のサービスが受けられるほか、KDDIのほかのサービス (DIONなど) の加入受付やウィルコムも取り扱っている。自動車ディーラーと併設されているため、ほとんどの店舗は駐車場が設置されている。PiPitの店舗のない日本全国のトヨタ自動車の各ディーラーでもauの携帯電話端末やウィルコムのPHS端末を販売、契約、解約、契約内容変更などを受け付けている。2007年4月現在、TiMO W44T Ⅱ (ただし在庫分のみ)とウィルコム用PHS端末のぴぴっとフォンはこのPiPit(または全国のトヨタディーラー各店)のみで購入できる。
auプレイス(エーユープレイス)
auショップ同様で、「au」携帯電話を専門に取り扱う販売店であるが、auショップよりも、取り扱いサービスが少ない。最近はauショップへの転換や閉店等で、あまり見かけないが、NTTドコモグループのドコモスポット等と同等の店舗であった。主に関東・中部以外の元DDIセルラーサービスエリアに多く見られた。
auスクエア(エーユースクエア)
auショップ同様、「au」ブランドの携帯電話を専門に取り扱う販売店。大手家電量販店や大型ショッピングモールなどの一角に出店しているのが特徴。解約や一時休止以外、ほぼauショップと同等のサービスが受けられるが、規模はauショップよりも小さい。出店主は、家電量販店またはそれらの店舗でau電話販売を統括する運営会社である。

[編集] 現在のイメージキャラクター

[編集] メインキャラクター

[編集] 地域限定キャラクター

[編集] 各メーカー製端末向けキャラクター

[編集] 過去のイメージキャラクター

[編集] au MNP大満足キャンペーン、「端末ラインナップ」篇

  • いとうせいこう - 替える理由「電波」篇(仲間と共演)
  • 榮倉奈々 - 「ダブル定額ライト」篇・「ワンセグ」篇(速水と共演)、替える理由「ダブル定額ライト」篇(仲間と共演)
  • 大沢あかね - 替える理由「MY割」篇(仲間と共演)
  • 華原朋美 - 替える理由「無期限くりこし」篇(仲間と共演)

[編集] その他


[編集] マスコットキャラクター

[編集] 脚注・出典

  1. ^ 社団法人 電気通信事業者協会(TCA) 事業者別契約数(平成19年3月末現在)
  2. ^ 携帯電話事業者3社に対する警告等について
  3. ^ 別添写し(au)
  4. ^ 別添写し(ドコモ)
  5. ^ 別添写し(ソフトバンク)
  6. ^ au携帯電話「W44S」におけるパケット通信料の誤課金について
  7. ^ 【お詫び】ナンバーポータビリティ(MNP)の手続き停止について
  8. ^ 【au携帯電話の新ラインナップの発売について】

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


日本携帯電話・PHS事業者
携帯電話: NTTドコモエヌ・ティ・ティ・ドコモ各社) | auTU-KAKDDI沖縄セルラー電話
ソフトバンクモバイル | イー・モバイル
PHS: ウィルコムウィルコム沖縄) - NTTドコモドコモPHS) - YOZAN
MVNO: KWINS - J:COM MOBILE - bitwarp - 日本通信
他の言語
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