内田国夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
内田国夫(うちだ くにお、1951年1月1日 - )は、日本の元騎手(日本中央競馬会)。通算296勝。高知県出身。
同期生に西浦勝一、上野(伊藤)清章、田村正光、須貝四郎、楠孝志らがいる。
デビュー当初は柴田不二男厩舎に所属、その後伊藤雄二厩舎に移り、フリーとなる。
グレード制導入後のGI競走勝利はエリザベス女王杯(リワードウイング)の1勝のみで地味な成績だったが、奇しくも1977年の毎日杯でハードバージを人気薄で勝たせ、福永洋一の伝説的騎乗として語られる皐月賞への最終切符を与えたのは彼である。日本ダービーでは武邦彦に乗り替わり、二度と彼がレースで騎乗することはなかった。
騎乗はなるべくムチを使わない主義で、追って差したときにアッと言わせるものがあった。
引退後は、調教助手として、高橋隆厩舎から小原伊佐美厩舎と移っている。
[編集] 戦績
初騎乗:1969. 3. 1 初勝利:1969. 6.22
[編集] 主な勝ち鞍
- エリザベス女王杯(リワードウイング)
- 阪神3歳ステークス(サニーシプレー)
- デイリー杯3歳ステークス(サニーシプレー)
- マイラーズカップ(ゴールドイーグル)
- 大阪杯(ゴールドイーグル)
- 愛知杯(ホワイトアロー)
[編集] 主な騎乗馬
- リワードウイング
- サニーシプレー
- ホワイトアロー