内田貴
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内田 貴(うちだ たかし 1954年 - )は日本の民法学者。北海道大学法学部助教授を経て、現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。大阪府出身。
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[編集] 来歴・人物
民法、英米法を研究対象とし、特に契約法、電子取引法の分野において有名である。著書の『民法I~IV』は、大学の民法講座用、ないし、司法試験勉強用のテキストとして有名であり、2007年現在最も読まれている民法テキストの一つである。
[編集] 経歴
[編集] 著作
- 『抵当権と利用権』(有斐閣、1983)
- 『契約の再生』(弘文堂、1990)
- 『民法I―総則・物権総論』(東京大学出版会、1994・第3版2005)
- 『民法III―債権総論・担保物権』(東京大学出版会、1996・第3版2005)
- 『民法II―債権各論 』(東京大学出版会、1997・第2版2007)
- 『契約の時代―日本社会と契約法』(岩波書店、2000)
- 『民法IV―親族・相続』(東京大学出版会、2002・補訂版2004)