前田和貞
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前田 和貞(まえだ かずさだ 1926年-2004年)は、元 代々木ゼミナール物理科講師。
物理のイメージを重視した講義を行い、独特の図解による「前田の物理」として全国的に名を馳せた。
加賀の前田家の一族であり、次男は前田家加賀藩支藩の十五代当主を継いだ。趣味はピアノでありショパンをよく弾く。能楽も行う。
晩年は、大学編入の中央ゼミナールで理系編入に尽力し、現役のまま、2004年秋死去。
前田和貞著『大学1・2年生のためのすぐわかる演習物理』と『大学1・2年生のためのすぐわかる演習』(東京図書)は、大学編入用物理の基本書。東京大学駒場生協でもベストセラーに。
[編集] 経歴
- 石川県金沢市生まれ
- 旧制東京市立一中卒業
- 旧制早大付属第一高等学院卒業
- 陸軍経理学校十期生
- 早稲田大学理工学部卒業
- 元 東京都立多摩高等学校教諭
- 1959年-2001年 代々木ゼミナール講師
- 元 栄光予備校講師
- 元 中央ゼミナール講師
- 元 メルリックス学院講師