加治木饅頭
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加治木饅頭(かじきまんじゅう)とは、鹿児島県の姶良郡加治木町で江戸時代中期からつくられている蒸し饅頭である。
大半の加治木饅頭の皮は、生地に黒砂糖が練り込まれて中に黒餡が入っているが、一部に甘酒の麹を使った白色の皮に包まれた酒饅頭タイプも存在しており、こちらには生地にヨモギを練りこんだ物も有る。(最近は後者が有名になっている)
この菓子は、空港・駅の売店やデパート等では殆ど取り扱っていない。加治木町や隣接する姶良町では、スーパーの菓子コーナーに置いてある事が多く、住民に親しまれている。加治木町の国道10号線沿いには数多くの出店が立ち並び、熱々の饅頭を売っている。
鹿児島県や宮崎県南部での知名度は高いが、他の地域ではほぼ無名に近い状況である。
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