加藤雅信
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加藤 雅信(かとう まさのぶ 1946年 - )は日本の民法学者。名古屋大学大学院法学研究科教授。
不当利得法の研究において定評がある。
[編集] 経歴
- 1969年 東京大学法学部卒業
- 1969年 東京大学法学部助手
- 1973年 名古屋大学法学部助教授
- 1982年 名古屋大学法学部教授
- 1999年 名古屋大学大学院法学研究科教授
- 2007年 上智大学法科大学院教授
- ハーヴァード大学客員研究員、ロンドン大学客員研究員、コロンビア大学客員教授、ハワイ大学客員教授、北京大学客員教授
- 司法試験考査委員(民法)
- 元法制審議会民法部会委員
- 国際ファイナンスリースに関するユニドロワ条約・国際ファクタリングに関するユニドロワ条約採択のための外交会議日本国政府代表代理
[編集] 著作
- 『財産法の体系と不当利得法の構造』(有斐閣、1986)
- 『現代不法行為法学の展開』(有斐閣、1991)
- 『現代民法学の展開』(有斐閣、1993)
- 『天皇-昭和から平成へ,歴史の舞台はめぐる(日本社会入門1)』(大蔵省印刷局、1994)
- 『民法ゼミナール』(有斐閣、1997)
- 『クリスタライズド民法 事務管理・不当利得』(三省堂、1999)
- 『「所有権」の誕生』(三省堂、2001)
- 『新民法大系V 事務管理・不当利得・不法行為(第2版)』(有斐閣、2005)
- 『新民法大系I 民法総則(第2版)』(有斐閣、2005)
- 『新民法大系II 物権法(第2版)』(有斐閣、2005)
- 『新民法大系III 債権総論』(有斐閣、2005)