加須羽生バイパス
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加須羽生バイパス(かぞはにゅうバイパス)は、埼玉県羽生市下川崎交差点から加須市多門寺交差点を結ぶ国道125号のバイパス道路である。
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[編集] 概要
国道125号本道が加須市街地を横断し、同市の中心道路であり交通量が非常に多く、信号機も多いため度々渋滞しており、この道路が計画された。国道125号本道とは500~1000mほどの間隔をあけて並走している。現在は暫定2車線であるが、全通後は4車線になる見通し。加須市内の1.4km(三俣交差点~多門寺交差点)が2007年3月10日に開通し、全線開通となった。しかし、多門寺交差点から本道の南篠崎交差点まで200mほどしかなく、付近の渋滞は解消できていない。また、多門寺交差点ではバイパスが直進路となっており、本道は多門寺交差点で屈曲するようになっている。
[編集] 沿線風景
ほとんどの区間で田園地帯を通っている。建設時は周りには田園しかなかったが、最近になって三俣交差点付近にホームセンターや書店などが立ち並ぶようになった。しかし、羽生市~加須市不動岡辺りまではまだ田園地帯になっている。
[編集] 接続するバイパス
- 下川崎交差点から国道122号と重複し、須影交差点で接続する。
[編集] その他
地元住民には第2バイパスとも呼ばれる。それは以前、現在の本道と愛宕交差点で分かれ、南篠崎交差点で合流する県道が国道125号の本道であり、現在の本道が「加須バイパス」というバイパス道路だったためである。また、暴走族が加須警察署前を通る本道から、検挙されにくいこの道路に流れてきたため、安全で且つ信号機の少ないこの道路を利用して走ることが多くなり、近隣住民には迷惑になっている。
[編集] 通過市町村
[編集] 交差道路
- 国道122号(下川崎交差点・ここで国道122号と重複し須影交差点で行田バイパスとして分かれる)
- 埼玉県道366号三田ヶ谷礼羽線(小学校入口交差点)
- 埼玉県道46号加須北川辺線(三俣交差点)