北陸鉄道山中線
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山中線(やまなかせん)は、石川県の山中駅と大聖寺駅とを結んでいた鉄道路線である。1971年に全線が廃止された。
動橋線・粟津線・連絡線・片山津線とともに加南線と総称されていた。
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[編集] 路線データ
[編集] 歴史
山中駅の跡地はバスターミナルとして今でも利用されている。
- 1898年7月 山中馬車鉄道設立
- 1899年10月8日 山中村(後の山中)~河南間が開業
- 1900年5月16日 河南~三木村(現:大聖寺)間が開業
- 1912年 山中電気軌道に改称
- 1913年 全線が電化。石川県初の電化路線
- 1913年11月16日 温泉電軌に譲渡
- 1943年10月13日 (旧)北陸鉄道・金石電気鉄道・温泉電軌・金名鉄道・能登鉄道ほかが合併して北陸鉄道設立。同社の山中線に
- 1945年4月1日 軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更
- 1971年7月11日 全線廃止
[編集] 車両
- モハ1800・1810・1820形
- モハ5000形
- モハ3200形・クハ1000形
- 6000系「くたに号」
- 6010系「しらさぎ号」
[編集] 駅一覧
(廃止時のもの)
山中駅 - 新塚谷駅 - 新家(あらや)工業前駅 - 旭町駅 - 長谷田駅 - 中田駅 - 二天駅 - 河南駅 - 黒瀬駅 - 帝国繊維前駅 - 大聖寺駅