千葉市立山王中学校

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千葉市立山王中学校（ちばしりつさんのうちゅうがっこう）は、千葉県千葉市若葉区にある男女共学の公立（市立）中学校である。

[編集] 校区

若葉区と稲毛区の両区にまたがる。

[編集] 所在地

〒264-0021 千葉県千葉市若葉区若松町774番地

[編集] パワーハラスメントによる教諭自殺事件

2006年 10月18日の新聞各紙によると、男性教諭が9月に自殺した問題で、千葉市教育委員会は、男性教諭の自殺を受け、9月下旬に同校教員に対し、男性校長の言動について書面で聴取した。この中で、自殺した教諭と校長との問題だけではなく、他の教諭についても校長から大声で叱責されたなどの報告が出されていたという。9月以前については、校長を特に問題視するような報告などはなかったという。校長は同職に就いて7年目で、同校は3校目の着任校だった。一方で、勤務先の中学校では17日も通常通りに授業が行われたという。教頭等によると、「今のところ生徒に動揺は見られず、保護者からの問い合わせも無い」、「（校長は、病院へ入院して雲隠れしているが）学校運営に支障はない」と話している。12月には千葉市教育委員会は「パワーハラスメントが精神疾患の一因である」という調査報告書をまとめた。

さらにその校長は、2005年9月1日付で、2006年度入学予定者の保護者に対し「制服は指定している業者で買うように」との内容の文書を学校長名で配布している。この事に関して「取扱店であるにも関わらず、あたかも一部を指定業者のように誤解しかねない不適切な表現である」「特定業者のみ販売場所を提供している」と一部取扱店より批判されている。この件について千葉県教育委員会では、取扱店を広く求める様に指導しているので学校側へ申し込めばすぐに承諾してくれるはずとの回答がなされている。

2007年 2月8日に千葉市教育委員会が「校長としての適格は無く、教頭にしても同等だ」との結論から休職中の同校校長を一般教諭へ降格、教頭に文書訓告処分にした。この処分について遺族は「パワーハラスメントを行う人間が教職員でいること自体がおかしい」というコメントを出した。