南巨摩郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南巨摩郡(みなみこまぐん)は、山梨県の郡。人口41,454人、面積856.96 km²。(2003年)
以下の5町を含む。
山梨県内では峡南(きょうなん)とも呼ばれ、これに対して中巨摩郡、主として現南アルプス市にあたる地域を峡西(きょうさい)、中央市にあたる地域を峡中(きょうちゅう)、北巨摩郡(現北杜市)は峡北(きょうほく)となり公的機関のその所在・管轄する地域を示す名称の一部として用いられる場合もある。
[編集] 合併の動き
中富町・身延町と西八代郡下部町は2004年9月13日をもって合併し「身延町」となった、これにより旧下部町域は西八代郡から南巨摩郡となった。
なお、北部の増穂町・鰍沢町については鰍沢町は増穂町との合併を望む一方2004年12月5日に増穂町の実施した住民投票にて、増穂町民の鰍沢町との合併への賛成票が反対票を下回る結果となったため、以後の進展は見られていない。しかしながら増穂町議会は、2004年3月22日に次いで住民投票後に南アルプス市との合併を望む見解を示す町長とは対照的に鰍沢町との合併を求める決議をしている経緯、2006年6月22日にも町長に対してその旨の要請を行っておいるので増穂町の動き次第で今後の南巨摩郡の形が決まると言えるだろう。