原子爆弾酒
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原子爆彈酒(げんしばくだんしゅ・원자 폭탄주)は、韓国の酒の一種で、コップ一杯のビールにグラス一杯のウイスキーを入れたもの。ビールの泡が弾ける様子が原子爆弾によるキノコ雲のように見えるために命名された。韓国では、一般にウイスキーをビールで割る飲み方を爆弾酒と呼び、原子爆弾酒はその一種である。
2006年4月18日、韓国のインターコンチネンタルホテル・アジア太平洋本部が外国の貴賓を招いて主催した会に日本の大島正太郎駐韓大使が出席した際、ホテル社長のシムジェヒョク氏が原子爆弾酒を「広島に原子爆弾が投下された時のキノコ雲がわき上がる様子に似ていますね」と紹介した。怒りに顔を険しくする大島大使と、大笑いするホテルの韓国人スタッフらの様子が、韓国国内で放映された。