原暉之
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原暉之(はら てるゆき, 1942年-)は、日本の歴史学者。専門は、ロシア極東史。
東京大学文学部卒業後、東京大学大学院社会学研究科修了。愛知県立大学外国語学部講師・助教授・教授、北海道大学スラブ研究センター教授を経て、現在、北海道情報大学教授。
著書『ウラジオストク物語』で1999年度アジア太平洋賞特別賞を受賞。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『シベリア出兵――革命と干渉 1917-1922』(筑摩書房, 1989年)
- 『インディギルカ号の悲劇――1930年代のロシア極東』(筑摩書房, 1993年)
- 『ウラジオストク物語――ロシアとアジアが交わる街』(三省堂, 1998年)
[編集] 共編著
- (藤本和貴夫)『危機の「社会主義」ソ連――スターリニズムとペレストロイカ』(社会評論社, 1991年)
- (外川継男)『講座スラブの世界(8)スラブと日本』(弘文堂, 1995年)
- (山内昌之)『講座スラブの世界(2)スラブの民族』(弘文堂, 1995年)
[編集] 訳書
- ジョン・リード『世界をゆるがした十日間』(筑摩書房, 1977年/ちくま文庫, 1992年)