原 (福岡市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
原(はら)は、福岡県福岡市早良区の原1丁目ないし原8丁目から構成される住宅地である。
目次 |
[編集] 地域総称
「原」という地名は、その近辺の荒江、飯倉、干隈、南庄、小田部、有田、賀茂、次郎丸、原団地、星の原団地および室住団地を包含する地域の総称として使用されることがある。これは、これらの地域が福岡県旧早良郡旧原村およびその近隣の旧田隈村に所属していたことや、「原」が福岡県福岡市中央区六本松よりも西部の地域における西鉄バスの主要な停留所として表記されていることによる。
[編集] 地域特徴
大きな幹線道路が交じり合う交通の要衝ともあって、道路沿いには郊外型の路面店が多く立地している。裏道に入ると、一転して閑静な住宅街が広がっている。一戸建ては少なく、マンションがとても多いと、高密度な住宅地なのが特徴。小学校や中学校は総じてレベルが高く、また治安も良く便利なので、福岡市では人気がある住宅地のひとつとして数えられている。
[編集] 商業施設
原6丁目には、1976(昭和51)年10月27日から2005(平成17)年10月31日まで、旧ダイエー原店(原ダイエー)があった。旧ダイエー原店は、福岡県福岡市早良区飯倉に居住していた浜崎あゆみも利用していたといわれている。旧ダイエー原店の跡地については、マイカル九州が、2007(平成19)年3月8日に、原サティをグランドオープンさせた。
余談だが、外食産業の店がかなり多く立地しているのも特徴である(びっくりドンキーや、マクドナルド、ガスト、モスバーガー、吉野家、ロイヤルホスト、ジーズデイズなど。)
[編集] 主要道路
原交差点においては、以下の道路が複雑に交差している。
- 国道202号(福岡県道559号原東警固線(旧太閤道)・今宿新道)
- 福岡県道558号内野次郎丸弥生線(旧早良街道・旧三瀬街道)
- 福岡市道原南庄線(旧太閤道)
- 福岡市道原拾六町線
- 福岡市道原686号線(福岡市道原685号線)・福岡市道原780号線
[編集] 交通機関
原においては、その人口の多さにもかかわらず、鉄道が敷設されておらず、代わりに、「原」停留所または「原往還(はらおうかん)」停留所を通過する以下の方面への西鉄バスの路線が充実している。