反語
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反語(はんご)は、話者の意図していることをわざと疑問文で述べる修辞法。断定を強調する効果がある。英語の「rhetorical question」を直訳して「修辞的疑問文」と言われることもある。
[編集] 例
[編集] 文の肯否が逆になる
- 誰がそんなことをするのか?(誰もしない)
- それが何になろうか?(何もならない)
- どこにこれを持っている人がいるか?(ここにしかない)
- なぜこれがここにあるのか?(ここにあるはずがない)
- なぜ来なかったのか?(来い)
- 読んでいないのはどの本か?(全部読んでいる)
- いつ飯を食わないのか?(いつも食う)
[編集] 文の肯否が逆にならない
- どれほど多いことか?(非常に多い)
- 誰がしたのか?(もちろんあいつだ)
- なぜ人を助けるのか?(当然のことだ)