名鉄高富線
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高富線(たかとみせん)とは、岐阜県岐阜市の長良北町駅から、同県山県市(営業当時は山県郡高富町)にあった高富駅までを結んでいた名古屋鉄道の鉄道路線。岐阜市内線との直通運転も行われていた。バスよりも輸送量が小さかったためバス転換された。
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[編集] 路線データ
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)12月25日 長良軽便鉄道が長良(のちの長良北町)~高富間を開業。
- 1915年(大正4年)11月20日 美濃電気軌道の長良橋~長良北町間が開業。長良軽便鉄道と接続。
- 1920年(大正9年)9月 美濃電気軌道が長良軽便鉄道を合併。
- 1930年(昭和5年)8月20日 名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。高富線となる。
- 1930年(昭和5年)9月5日 名古屋鉄道が名岐鉄道に社名変更。
- 1935年(昭和10年)8月1日 名岐鉄道が名古屋鉄道に社名変更。
- 1938年(昭和13年)3月16日 継子渕~三田洞間の上岩崎駅廃止。
- 1942年(昭和17年)4月1日頃 戸羽川~三田洞間の継子渕駅廃止。
- 1949年(昭和24年)12月1日 1944年(昭和19年)から休止していた粟野駅営業再開。
- 1960年(昭和35年)4月22日 全線廃止し、バスに転換。
[編集] 駅一覧
長良北町駅 - 高見駅 - 下岩崎駅 - 戸羽川駅 - 継子渕駅 - 上岩崎駅 - 三田洞駅 - 粟野駅 - 高富駅
[編集] 接続路線
- 長良北町駅:名鉄岐阜市内線
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