四代目火影
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四代目火影は、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
本名は不明だが、自来也の所有する大蝦蟇との契約巻物に「珂矢久(カヤク)」という彼の本名らしき名前が記されている。 里の中でもかつて無いほどの才能・人望の持ち主だったと言われる金髪の若い火影。自来也曰く二枚目であり、若くして先代の火影や他の三忍のメンバーからも一目置かれていた。大蛇丸は三代目の後任に自分が火影の器であることを主張したそうだが、その邪悪さから三代目はこれを退け彼を後任に指名したという経緯があるとされる。
十数年前に木ノ葉隠れの里を壊滅状態にまで追いやった九尾の妖狐と戦い、ナルトの臍の緒に九尾を”屍鬼封尽”で封印し、その代償として自らも命を落とす。享年は30代前半だと思われる。非常に素早さに長け、並はずれた速度で“瞬身の術”を使ったり、特殊な印が書かれた札に瞬間移動するオリジナル忍術“飛雷神の術”を用いて一瞬にして敵を片付けることから木ノ葉の黄色い閃光と呼ばれた。
系譜としては三忍の自来也の弟子であり、天才忍者はたけカカシの師匠にあたる。従って、主人公のうずまきナルトは木の葉の忍としては彼の孫弟子に相当すると共に、弟弟子でもあるということになる。
若くして上忍となったカカシの至らなさををいさめる等、指導力にも定評があるようだ。戦争においては登場とともに味方を一気に形勢逆転させるなど敵国の忍に対して無双の活躍を見せた。自来也と同様に大蝦蟇を口寄せ動物として呼び出す。ちなみに、うずまきナルトが大蝦蟇ガマブン太の頭に乗ったのは、四代目以来のことらしい。 自来也曰くナルトと頑固なところが同じらしいが、特に成長したナルトとは風貌もよく似ていることから、実の父親ではないかという説が以前から存在する。また、この説は当初根拠に乏しかったが、四代目火影の弟子であるカカシが修行中のナルトを四代目火影の姿に映し見る描写が登場したことによって少しづつ現実味を帯びてきている。また、カカシがナルトに対して常々「四代目火影を超える忍はお前しかいない」と言い聞かせているのも意味深である。
四代目火影についてはカカシ外伝において上忍時代の描写があるものの、重要人物にも関わらず不明な点が未だ数多い。これは、この後の原作ストーリーにおいても大きく関わってくるため、意図的に隠匿されているのではないかとも思われる。カカシ外伝はアニメ化されておらず、アニメには全くといっていいほど登場しない(第一話の冒頭で、小さい姿だが、登場していた)。
[編集] プロフィール
- 身長 - 179.2 cm
- 体重 - 66.1 kg
- 誕生日 - 1月25日
- 血液型 - B型
- 師 - 自来也
- 弟子 - はたけカカシ、オビト、リン
[編集] カカシ外伝
上忍時代はカカシ・オビト・リンとフォーマンセルを構成。強く優しいキャラクターで部下からは慕われていた。
[編集] 術
ナルトの必殺技である高等忍術「螺旋丸」を考案したのは彼であるが、彼の卓越した能力をもってしても螺旋丸に性質変化を組み込むことは為しえなかった(彼の性質が何だったのかは今の所言及されていないが、前述のようにナルトの血縁だった場合や、螺旋丸との相性を考えるとナルトと同じく風の性質だった可能性が高い)。
[編集] 使用術一覧
- 螺旋丸
- 飛雷神の術
- 屍鬼封尽
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