奈良シカマル
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奈良シカマル(ならシカマル)は、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。アニメでの声優は森久保祥太郎、神奈延年(代役)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
「めんどくせぇ」が口癖、常にやる気のなさを丸出しにしている少年。アカデミーでは、授業中にいつも居眠りをしていたため、ナルトに次ぐ成績の悪さだった。しかし、実はIQ200以上の超切れ者で、作中トップクラスの頭脳の持ち主であり、軍師顔負けの先読み戦略家である。将棋では猿飛アスマに負けたことがない。一族得意の、影を利用して相手を自在に操る忍術を駆使して敵を翻弄する。ナルトとつるむことも多く本人曰く「腐れ縁」らしい。秋道チョウジとは長年の親友。アスマの死後、形見の煙草を吸い復讐を誓う。見事暁の一員飛段を計にかけアスマの形見の煙草で仕留め墓前に煙草を手向けていた。
父は上忍の奈良シカク(将棋の腕はシカマルでも敵わない程強い)、母は中忍の奈良ヨシノ。一人称は、「オレ」。
[編集] プロフィール
- 木の葉隠れ下忍→中忍(第一部の中忍試験で昇格)登録番号は、012611。
- 年齢 - 12~13歳(第一部)15歳(第二部)
- 誕生日 - 9月22日
- 身長 - 152.1 cm
- 体重 - 42.9 kg
- 血液型 - AB型
- 師 - 猿飛アスマ
- 好きな食べ物は鯖のみそ煮・酢こんぶ、嫌いな食べ物は固ゆで卵。
[編集] 第一部
初めて受けた中忍試験では、その頭の切れでテマリを追い詰めたものの「チャクラが足りなくて時間切れくせー」と言い自ら棄権したが、その頭脳を買われ同期の中で最も早く、かつその回の中忍試験受験者の中で唯一中忍に昇格した。木の葉崩しの際は、命を賭けて音忍の足止めを買ってでるものの、窮地に陥ったが、アスマによって助けられる。
中忍最初の任務であるうちはサスケ奪還作戦では、下忍のうずまきナルト・キバ・チョウジ・ネジを召集し、リーダーとして作戦を指導。仲間達が苦戦する中、自身も多由也と戦い追い詰められるが、テマリの助けによって仲間ともに生還した。 そして任務を成功させる事が出来なかった事や仲間が重傷を負ったことから、自らを忍に向いていないと自責の念に駆られるが、父のシカクや綱手・テマリの言葉もあり次の任務は成功させると涙とともに強く誓った。
[編集] 第二部
中忍試験の係員を任されるなど、上層部からもかなり信頼されている。そのため現在は多忙で、あまり勝手が出来る立場ではないらしい。
暁の飛段・角都との戦いでは、飛段の能力を見破りアスマを助けるものの力及ばず、最後には師である彼の死を看取ることとなる。アスマの死後、そのトレードマークであったタバコを吸うようになり、また形見であるアイアンナックル風の特殊手裏剣を受け継いだ。その後、元10班であるいの・チョウジと共に、アスマの仇を討とうと暁の飛段・角都の元へ向かうが、一度は綱手に止められてしまう。しかしカカシの助けもあり再び飛段・角都と対峙。命がけの策を巡らせ角都に一矢報い、飛段を仕留めた。
以上で、作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
[編集] 術
奈良一族秘伝の影をつかった術を使用。
[編集] 使用術一覧
- 影真似の術
- 影首縛りの術
- 影縫い
- 影真似手裏剣の術
- 影寄せの術
- 影圧掌の術(ナルティメットヒーロー3)
- 影擬人の術(ナルティメットヒーロー3)
- 影奈落の術(激闘忍者大戦3)
- 影煙幕の術(ナルティメットアクセル)
- 影鬼縛りの術(ナルティメットアクセル)
- 影網の術(木の葉スピリッツ)
[編集] 映画
映画では第二作『劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ』のみに登場。カミラをうまく誘導し、カンクロウの傀儡に捕らえさせる。
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カカシ班 | うずまきナルト - うちはサスケ - 春野サクラ - はたけカカシ - サイ - ヤマト(テンゾウ) |
伝説の三忍 | 自来也 - 綱手 - 大蛇丸 |
その他人物 | 奈良シカマル - 我愛羅 - テマリ - カンクロウ - マイト・ガイ - 猿飛アスマ - 夕日紅 - 薬師カブト - 四代目火影 |
集団 | 暁 - 音の四(五)人衆 |