国家の品格
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『国家の品格』(こっかのひんかく)は、新潮新書から2005年11月に出版された藤原正彦の著書である。
[編集] 概要
もともとは、藤原正彦が公演で行った内容を基礎にした本である。そのため、文体は口語調で、「妻を筆頭に殴りたい女性はたくさんいます」、「(什の掟は)最後の七つ目以外は納得できます」といったユーモアが利いたものになっている。西洋、特にアメリカの「論理万能主義」を批判し「だめなものはだめ」と主張。グローバリズムなどを真っ向から否定し、自国の伝統や美意識などを重んじることを説いた。
- 現在売上部数220万部を超え、ミリオンセラーとなり、縮小の続く文学市場を引っ張っている。
- 世界で唯一の「情緒と形の文明」を持つ日本の国家の品格を取り戻すことを書いた。
- 本文中には前著のタイトルでもある「祖国とは国語」と言う言葉が複数箇所で用いられている。
- 2006年における書籍の年間ベストセラーで首位に輝いている。
- 「品格」が流行語になった。