国立市立国立第一中学校
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国立市立国立第一中学校(くにたちしりつ くにたちだいいちちゅうがっこう)は東京都国立市にある公立中学校。 18学級(第1学年5、第2学年5、第3学年6、心身障害学級2)あり、全校生徒は約550名。国立市立国立第三小学校に隣接している。
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[編集] 沿革
- 1947年 北多摩郡谷保中学校として開校。(授業は東京都立国立高等学校、東京都立第五商業高等学校で開始。)
- 1948年 校舎落成、移転(現 国立市立国立第二小学校)。
- 1950年 現在の場所に移転。
- 1951年 町制施行に伴い、校名を国立町立国立中学校と改称。
- 1952年 校歌制定。
- 1957年 国立町立国立中学校分校開校。
- 1958年 分校(現 国立市立国立第二中学校)が独立、校名を国立第一中学校に改称。
- 1969年 体育館、プール落成。
- 1986年 新校舎落成。
- 1997年 創立50周年を迎える。
創立記念日は5月16日。2003年までは休校だったが、現在は休校日ではない。
[編集] 所在地・最寄駅
〒186-0002 東京都国立市東4-24-1 、 TEL:042-572-1187。 JR国立駅、谷保駅から徒歩15分、またはJR国立駅から立川バス・京王バス、矢川駅から立川バス、国立高校前下車徒歩5分。
[編集] 校歌
一、武蔵、広原、風渡り、多摩の横山見晴るかす、この学び舎の朝日影、窓はさやけく開けたり、国中、国中、あけゆく母校
[編集] 部活動
2005年度現在、運動部9、文化部5。最近、部活が少し増加した(2003年度は運動部7、文化部4であった)。 ハンドボール部は全国大会への出場経験がある。
運動部
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 男子ハンドボール部
- 女子ハンドボール部
- サッカー部
- 野球部
- 女子ソフトテニス部
- 女子バレーボール部
- 剣道部
文化部
- 合唱部
- パソコン部
- 演劇部
- スケッチ部
- リコーダー部
[編集] 施設
校舎は、本館と別館、身障学級棟の3棟からなる。別館は特別教室棟である。そのほか、体育館、校庭、25mプール、テニスコートがある。 校庭は比較的広く、ハンドボールなどの都大会にも使用されることがある。
[編集] 学力向上フロンティアスクール
本校は平成15年・平成16年度文部科学省学力向上フロンティア事業推進校(学力向上フロンティアスクール)に指定されていた。 学力向上フロンティアスクールとは、生徒の確かな学力の向上を目指し、指導方法等の実践研究を行うものである。 このために実施年度には年に数回研究授業が行われていた。
[編集] 学区
本校の学区域は比較的広く、国立第三小の全域と、第二・四・五・七・八小の一部が本校の学区となっている。詳しい住所などは外部リンクを参照のこと。
[編集] 制服
市内の中学校では唯一、男女ともブレザーである。(他の市内中学校の男子の制服は全て詰襟である。)
[編集] 通称
国立市民にはたいてい「一中」と呼ばれる。その他の通称は「国立一中」、「国一(くにいち、主にほかの市の一中と区別するときに使う者がいる)」。また、校歌の歌詞や学校便りの名称に使われている「国中(くにちゅう)」は「国立中学校」時代の通称を今もそのまま使っているものである。
国立三小→国立一中→国立高校→一橋大学と進学することが「国立市のエリートコース」と一部の住民の間ではささやかれている。実際、三小・一中・国高の校庭はほとんど地続きである。しかし、小学校から大学までほとんど変わらない通学コースをすべて徒歩で通うことが出来るこのエリートコースを歩める人は、まれにしか生まれない。
[編集] 主な出身者
- 宇梶剛士(俳優)
- 森重樹一(ミュージシャン)
- 白井克彦(早稲田大学第15代総長)
- 二階堂黎人(作家)
- 多和田葉子(作家)
- 大塚明夫(声優)
- ひぃたん(ミュージシャン)
- 藤島大(スポーツジャーナリスト)