地域部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地域部(ちいきぶ)とは、警視庁および一部の道府県警察本部に設置される部署。市民生活に最も身近なパトカー・白バイ、交番や駐在所などを管理する。北海道警、宮城県警、埼玉県警、千葉県警、警視庁、神奈川県警、静岡県警、愛知県警、大阪、京都両府警、兵庫県警、広島県警、および福岡県警の13の指定都道府県に設置されている。 また31年ぶりに2007年3月福島県警に、4月茨城県警に新設された。 ほかの警察本部では生活安全部に地域課が置かれ、同じ仕事をしている。所轄の警察署には同様の業務を担当する地域課がある。
[編集] 沿革
以前は防犯部(現・生活安全部)内にあり、外勤課・警ら課と呼ばれていたが1993年イメージアップのため地域課に改称された。
[編集] 組織
- 地域総務課
- 庶務係(課内、地域部内の庶務)、地域企画係、地域対策係、地域活動係、機動警ら係
- 遊撃特別警ら隊
- 隊長(警視)、第1-第2中隊(各3個小隊)
- 地域指導課
- ※警視庁の組織については
- 警視庁本部の課長代理の担当並びに係の名称及び分掌事務に関する規定を参考にしている。
[編集] 対象犯罪
地域警察は全体的な犯罪の予防が任務である。