地球を呑む
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『地球を呑む』(ちきゅうをのむ)は、手塚治虫執筆の大人向け漫画である。 1968年~1969年に『ビッグコミック』で連載された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
1944年、ガダルカナル島へ出征した日本兵・安達原鬼太郎、関一本松の二人は自分達が殺したアメリカ兵の手持ちの写真に写る美女・ゼフィルスの虜となる。
それから20年後、今や大企業の社長となった安達原は取引先からゼフィルスが来日してホテルに滞在しているという知らせを聞き、その日暮らし生活を送る一本松に彼の息子で性欲以上に酒を愛し、地球を飲みつぶすという野望を持つ男・五本松にゼフィルスを調査させ、五本松は彼女の滞在するホテル、彼女の住処であるというマムウ大陸を訪れる。
実はゼフィルスは母親と同じ名前を名乗り、絶世の美女の姿の人工皮膚を纏った7人姉妹で、彼女達には亡き母の遺言執行と復讐としてお金を滅ぼす、世界中の道徳や法律を混乱させる、男性への愛情を断ち切って男に復讐するという野望を抱いていた。 彼女達の末娘・ミルダは日本で滞在した頃に出会った五本松に一目ぼれしてその愛ゆえに義姉達を裏切り、刑を受けかけたところを逃れ、日本へ向かう。
しかし、その間にもゼフィルスの計画をは進んでいき…