塩江温泉
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塩江温泉(しおのえおんせん)は、香川県高松市塩江町安原上東(旧国讃岐国)にある温泉。古くから讃岐の奥座敷として知られる。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- 単純硫化水素泉
[編集] 温泉街
渓谷沿いに10軒ほどのホテルや旅館が並び、小ぢんまりとした温泉街を形成。しかし、とりわけ温泉資源に乏しい讃岐においては、歴史、規模ともに随一である。戦前は華やかな歓楽街(宝塚歌劇団のような少女歌劇団もあった)も見られ、塩江温泉鉄道で高松市街(当時の仏生山町)と結ばれていた。現在は前述の通り保養、湯治向けの閑静な温泉街を形成している。(塩江温泉鉄道に関しては琴平電鉄塩江線の項を参照のこと)
日帰り入浴施設は一軒、「行基の湯」が存在する。ただし、温泉街や外れの地域にある宿泊旅館でも日帰り入浴のために温泉施設を開放しているところがいくつか存在している。
一方で温泉街中心部に「道の駅しおのえ」ができるなど、観光資源としての活性化・温泉街としての復興も地元より強く望まれている。
[編集] 歴史
歴史は古く、天平年間に遡る。開湯伝説によれば行基が開湯したと伝えられる。空海も修行し、湯治を万人に勧めたといわれる。なお、古くは潮江と記されており、江は井(泉のこと)の転訛とみられ、塩気のある泉から塩江となったといわれる。
日露戦争ののちには傷病兵の療養にも使われた。
平成14年3月29日、塩江温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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