四国旅客鉄道
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
略称 | JR四国、JR-S |
本社所在地 | 760-8580 香川県高松市浜ノ町8番33号 |
電話番号 | 087-825-1622 |
設立 | 1987年(昭和62年)4月1日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 旅客鉄道事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 松田清宏 |
資本金 | 35億円 |
売上高 | 367億円(2003年度・単独) |
従業員数 | 3,039人(2006年4月1日現在) |
主要株主 | 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 100% |
主要子会社 | ジェイアール四国バス 他 |
外部リンク | www.jr-shikoku.co.jp/ |
四国旅客鉄道株式会社(しこくりょかくてつどう、英称:Shikoku Railway Company)は、1987年4月1日に日本国有鉄道(国鉄)から旅客鉄道事業を引き継ぎ発足したJR旅客鉄道会社のうちの一つ。旧国鉄四国総局の流れを汲んでいる。四国島内(本四備讃線の一部は岡山県内)に855.2kmの鉄道路線を有する。略称はJR四国(ジェイアールしこく)。英語略称はJR Shikoku。コーポレートカラーは水色。取締役会長は梅原利之、代表取締役社長は松田清宏。
JRグループ各社で唯一、社名のデザイン文字に通常の「鉄」の文字を使っている(他社は「鉃」(「金」偏に「矢」)である)。発足後暫らくは「失」の方を使用し、一時期は他社同様に「鉃」を使用していたが、現在は元に戻っている。理由に付いては諸説(どん底からのスタートなのでこれ以上失う物はない。あるいは小学生が誤った字を覚えたとの指摘で鉃から鉄の字に変更した近畿日本鉄道・近鉄百貨店の影響など)ある様だが実際の理由については定かではない。なお、分割民営化直後に臼井重信氏が「鉄道ファン」誌に寄稿した記事によると、JR四国の説明では「子供にもわかる正しい字を」との事だったという。その中で、前述の仮説も述べていた。しかし、会社の封筒や印刷物に一部「矢」の方を使っている。また、JR7社の中で唯一支社を置いていない。
目次 |
[編集] 概況
通称JR会社法に拠る特殊会社である。JR旅客6社の中では最も規模が小さく、経営基盤も弱い。北海道旅客鉄道(JR北海道)、九州旅客鉄道(JR九州)と同様、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄清算事業本部(発足当初は日本国有鉄道清算事業団)が全株式を保有しており、現在までのところ株式上場の目途は立っていない。経営支援策として経営安定基金が造成されており、さらに固定資産税減免を受けている。
JRの旅客鉄道6社の中で唯一、自動改札機、指定席券自動券売機、自社でのインターネット座席予約システムを構築していないなど、乗車券等発売サービスでは後塵を拝している。マルス端末、一部のPOS端末と一部の駅の自動券売機で発券された乗車券類以外は未だ「裏の白いきっぷ」で、岡山駅の新幹線乗換口自動改札機などを通過できない。自動改札対応化については、すでに稼動中の山陽新幹線と今後稼動予定の岡山地区在来線への対策が進められている。なお、2008年春に高知駅で自動改札機を導入予定。しかし、本州(児島駅)までの切符を買うことのできない駅の自動券売機では、切符の磁気化がされていない。
発足当初は瀬戸大橋の開通効果などで売上げを伸ばし、四国内の高速道路の急速な整備に対抗して世界初の振子式気動車を投入するなど積極的なスピードアップ策を打ち出したものの、その後の利用客は減少が続いている。高速道路整備のほか、明石海峡大橋開通に伴う瀬戸大橋線利用の減少が響いたものと思われる。このため、2006年にバス部門を分社し「JR四国バス」として、バス部門の経営基盤と路線の強化を図っている(過去には、現在タクシー専業の「香川県交通」からバス部門を吸収合併している)。現会長の梅原利之はJR西日本常務からJR四国専務として就任した経緯があり、JR西日本との合併も噂されていた。
JR西日本との協力関係は年々強くなっている。その理由の1つに、JR四国のマリンライナー、南風、しおかぜに代表される岡山駅を発着する各列車とJR西日本の山陽新幹線が運命共同体的存在であることがある。ともに航空機や高速バスと激しい競争下にあるなかで、JR四国から(へ)の列車は新幹線乗継客が多く、各列車どちらかの利用者が減れば、他方の利用者も減るという相関関係にあるためである。
営業提携としては、高速バス対策として、松山・高知-岡山間に会社をまたぐ特別企画乗車券を発行したり、当時JR西日本のみの企画乗車券だった「阪神往復フリーきっぷ」をJR四国区間をセットし発行するようになった(後に、JR西日本の同名企画乗車券は「関西往復フリーきっぷ」にリニューアル)こと、本来JR西日本エリア内の企画乗車券だった「のぞみ早特往復きっぷ」を、岡山までの乗車券類とセットにして四国内でも購入できるようにしたことなどがあげられる。
乗車券の種類としては、土佐くろしお鉄道線や特急グリーン車も含めた四国内全線が乗り放題の各種フリーきっぷが充実しているのもJR四国の特徴と言える。内容は同じようなフリーきっぷでもそれぞれ土佐くろしお鉄道線の利用可能範囲が異なる。代表的なものとして、四国フリーきっぷ・四国再発見きっぷ・週末乗り放題きっぷ(これらは土佐くろしお鉄道線は窪川~若井のみ)、四国グリーン紀行・バースデイきっぷ(これらは土佐くろしお鉄道は全線が乗り放題)など。かつてはJR北海道・東日本・九州の各社はフリーきっぷが充実していたが、新幹線の開通・延伸、グリーン車や普通車の指定席も乗車可能なフリーきっぷでは欠点を突いた一部鉄道ファンのマナーの悪さ(手元に指定席券のきっぷを蒐集目的で残すため、各列車の指定席券を乗りもしないのに窓口で大量に発券させそのままにする悪質なマニアがいる)などもあり、現在は全廃もしくは自由席しか使えないなど使い勝手が悪くなっているが、JR四国のフリーきっぷの充実ぶりは現在では珍しい。
技術面では、駅POSシステムのソフトを、JR西日本のそれをベースとしたものを導入、自動券売機のハードウエア、ソフトウエアもJR西日本と同じ機種を導入するなどである。そのため、JR四国の券売機でありながら、JR西日本のキャラクターであるキク象や、JR西日本の制服をきた駅員が画面に表示されるものもある。さらに、新型マリンライナーJR四国5000系電車の普通車・運転関係部分は、223系2000番台をベースに作られた223系5000番台と共通設計である。
2000年からは、8000系を除く特急車両に「アンパンマン」を描いた「アンパンマン列車」の運転、2006年には8000系全編成指定席がすべてリニューアルされ、金曜夕方5時以降と土休日の終日は30歳未満の片道61km以上の同一区間往復利用で四国内の運賃・特急料金を大幅に(40%)割り引く「ヤングウィークエンドカード」の発行などで利用の促進を図ったり、最近ではメディアを使った各種割引切符の宣伝も始めている。また地元での行事などをPRするためのヘッドマークを頻繁に快速・普通列車に掲出したり、プロ野球の独立リーグである四国アイランドリーグのオフィシャルスポンサー(運営会社IBLJの株主でもある)として支援する方針を打ち出すなど、四国四県との地域密着型事業にも積極的である。
[編集] 本社・企画部等
- 本社
- 企画部・営業部・事務所
- 愛媛企画部
- 徳島企画部
- 高知企画部
- 岡山企画部
- 大阪営業部
- 東京事務所
[編集] 歴史
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)4月1日 - 宇高連絡船高速艇運航休止。
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 3月26日 - 阿佐海岸鉄道阿佐東線が開業し、同線との相互直通運転を開始。
- 4月1日 - 前日の50系客車(高徳線の1往復のみ残っていた)引退により、全列車冷房化達成。
- 8月15日 - 特急「いしづち」、「しおかぜ」で8000系電車運転開始。
- 1993年(平成5年)3月18日 - 予讃線 高松~伊予市間電化完成。
- 1994年(平成6年)12月1日 - 管内の快速・普通列車を全面禁煙化(電車は当初から全面禁煙、喫煙車は国鉄型気動車に残っていた)。
- 1996年(平成8年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)3月13日 - 急行「よしの川」廃止によりJR旅客6社で初めて急行列車全廃。
- 2000年(平成12年)10月14日 - 土讃線の特急で「アンパンマン列車」運転開始。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)7月1日 - 土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)開業にともない、同線との相互直通運転開始。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 瀬戸大橋線 快速「マリンライナー」に5000系電車投入。
- 2004年(平成16年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 3月1日 - 発足後初めて新制服に移行。
[編集] 今後の予定
- 2008年春の高知駅新駅舎開業に合わせて、JR四国初となる自動改札機が導入される予定。平成19年度事業計画
- 2011年頃までに全席禁煙となる予定。
- 2014年 - 伊予鉄道、土佐電気鉄道、高松琴平電気鉄道と共同で共通カードを発行する予定(このことに関連するか不明だが、これに先行して高松地区と松山地区でICカード乗車券を導入する計画がある)。
[編集] 路線
以下の9路線、855.2kmの鉄道路線(第一種鉄道事業)を営業している。
凡例 [幹]:幹線系線区、[地]:地方交通線 下段は駅ナンバリングの頭文字とラインカラー
- 予讃線 [幹]
- 高松~松山間は「よさんせん」のY、松山~内子~宇和島間(内子線を含む)は「内子経由、宇和島方面」からU、ラインカラーはオレンジ、向井原~伊予長浜~伊予大洲は途中経由する「下灘」と海岸周り=SeasideからS、ラインカラーはグレー
- 内子線 [地] 新谷駅 - 内子駅 5.3km
- 「内子」のU、ラインカラーはオレンジ
- 予土線 [地] 若井駅 - 北宇和島駅 76.3km
- 愛称の「しまんとグリーンライン」からG、ラインカラーは緑
- 高徳線 [幹] 高松駅 - 徳島駅 74.5km
- 起点の「高松」と終点の「徳島」からT、ラインカラーは黄緑
- 鳴門線 [地] 池谷駅 - 鳴門駅 8.5km
- 「鳴門」のN、ラインカラーは赤紫
- 徳島線 [地] 佃駅 - 佐古駅 67.5km
- 愛称の「よしの川ブルーライン」からB、ラインカラーは藍色
- 牟岐線 [地] 徳島駅 - 海部駅 79.3km
- 「牟岐」、および愛称の阿波室戸シーサイドラインの「室戸」からM、ラインカラーは水色(エメラルドグリーン)
- 土讃線 [幹] 多度津駅 - 窪川駅 198.7km
- 多度津~高知間は「どさんせん」からD、高知~窪川間は「高知」、「窪川」のK、ラインカラーはピンク
- 本四備讃線 [幹] 児島駅 - 宇多津駅 18.1km
予讃線・高徳線・徳島線・土讃線は、かつて線路名称に「○○本線」という名称がついていた(1988年に名称変更)。
[編集] 列車
全般的に、京浜急行電鉄同様、速達列車を優先したダイヤ構成をとっている。特急列車は、JR他社の特急に比べ停車駅数はやや多めといわれる。日中は速達性重視として停車駅を絞りこんでいるものの、通勤通学時間帯は通勤特急としての役割を果たすために、停車駅を増やしている。また、JR四国管内では、通勤・通学定期券と別途自由席特急券を買えば、特急列車の自由席を利用できる。また、最初から、特急料金を組み込んだ特急定期券、愛称快てーきを設定。人気は高い。また、25kmまで310円、50kmまで510円の特定特急券を四国全域に設定。特急列車を、大都市圏における新快速、通勤快速、ホームライナー、東京圏における普通列車グリーン席的存在として積極的に利用してもらおうとPRしている。
特急をこのような停車駅設定にすることによって、特別料金不要の速達サービスとして全国的に運行するエリアが広がりつつある快速は、定期列車としては高松~岡山間のマリンライナー、高松~坂出間の行き違い施設増設工事完成によって新設された、高松~坂出間快速の快速サンポート、2列車である。ただし、快速サンポートは、大都市のJRや民鉄で言うところの区間快速或いは準快速であり、高松~坂出間快速、以西は観音寺・琴平方面まで各駅停車で運転している。 臨時快速列車としては、多客臨のムーンライト高知、ムーンライト松山のほか、トロッコ列車も、単線区間で他の定期列車(特に特急)の運行の妨げにならないように原則快速運転となる。
特急の全面禁煙化には否定的である。全面禁煙化を行っていないJR西日本にまたがる列車が多いのに加え、高速バスとの競争上残さざるを得ないためである。それでも利用者からは全面禁煙化の要望も多く、特急車両である8000系や2000系では喫煙ルームの設置を新たに行うことで分煙化を進めている。ただし、現時点でも指定席は全面禁煙となっている。なお2011年までには全席禁煙になることが発表された(「南風」運用のアンパンマン列車は先行して客室禁煙としている。キハ185系を使用する一部の「うずしお」、「剣山」、「むろと」は喫煙ルームを設置できないのと、定期列車での岡山乗り入れがないことから2008年3月位から全面禁煙となる予定)。
ワンマン列車はJR他社と次の点で異なる。
- 有人駅でも全部のドアを開放せず「後乗り・前降り」である。起点駅であっても後ろ扉しか開放せず、他のJRでは発行しない起点駅での整理券も発行するほどの徹底ぶりである(終点駅が有人駅の場合はすべての扉を開放することもある。また途中駅での降車客が多い高徳線上り高松駅着の列車では例外的に他扉より降車客を降ろす時間帯もある)。これは乗車券・定期券の所持者も整理券を取らせるためである。駅のLED発車装置でもワンマン列車を明確にし、車内放送、駅放送でも整理券をとるようにPRしている上、乗車扉ではセンサーで人を感知すると「整理券をおとりください」と発声する装置まで取り付けているのだが、乗車券・定期券を所持する旅客にはなかなか徹底しない。なお、ワンマン運転で整理券を保持していない場合、始発駅からの運賃を徴収されるので、利用者は充分注意されたい。
- 2両ワンマン列車はない。2両編成でも進行方向後寄りの車両は回送車両で乗車できないが、かつては高徳線などで2両ワンマン運転も存在した。これは四国運輸局が2両ワンマン運転を許可しないためといわれ、列車によっては起点駅ではツーマン(車掌乗務)運転だったのに途中駅から2両目を締め切った上でワンマン運転になるケースも見られる。このような理不尽さに利用者からは「席があるのに座れない」と不評である。
- ワンマン列車の列車番号は4000番台に統一されている。
- 予讃線高松-多度津間ではワンマン運転は実施されない。逆にそれ以外の全線区でワンマン運転を行う。閑散時間帯の列車を中心に行われている。また、予讃・土讃線では多度津以西を、また平日の混雑区間のみ車掌が乗務する「区間ワンマン」列車、平日のみ全区間ツーマンとなる列車、またワンマン運転扱いながら運転扱いをしない車掌が乗務する列車も存在する。この場合、車掌は車内補充券の発売、特別改札、下車時改札の支援などを行っているが、ドア扱い、車内放送などの運転扱いを行わない。
他の多くの路線と異なり、年末年始(原則として12月30日~1月3日)は一括して休日ダイヤを適用せず、カレンダー通りのダイヤで運行する。すなわち、12月30日、12月31日、1月2日、1月3日の各日が日曜日または振替休日でない場合、「休日運休」の列車は運転される(JR西日本米子支社管内路線も同様)。
その他、特急を含め車内販売は2003年に全廃された(かつては四国キヨスクや四鉄構内営業が担当していた)。
下記の列車名はJR四国発足以降のもの。種別が変更された列車は変更後のもので記載。
[編集] 現行列車
[編集] 過去の列車
- 特急列車
- 快速列車
[編集] 車両
JR四国の車両形式を参照のこと。
JR化以降の車両は、私鉄と同様な型式番号を採用しており、また「四カマ」などの略号の所属表記がない(5000系は除く)。気動車には代わりに機関車と同じ区名票が付くが、電車にはない。当初はさらに保安装置の種別表記まで排除されたが、現在はATS-SS搭載を示す「SS」(一部車両はSS)の表記がある。これはATS-SS未搭載車と区別する意味合いがあった。一方、国鉄から承継した車両には、JR西日本と同様、「日本国有鉄道」の銘板が未だに残る(ただし、JR東日本から譲り受けた113系は1987年のJR東日本発足直後に「JR東日本」の銘板に取り替えられていたため、改修時に「四国旅客鉄道」の銘板に再び取り替えている)。
会社発足直後は、世界初の制御振り子式気動車2000系や制御振り子式特急電車8000系、軽快気動車ながら独特のシート配置、電気指令式ブレーキ(排気ブレーキ併用)を導入した1000系、1Mから1M2Tまで編成の自由度を持ち、小型断面を採用した7000系など意欲的な車両を多数導入した。しかし、6000系以降の電車は、製造コスト削減のためJR他社の車両をもとに設計されたものが多い(6000系=211系・311系、5000系5200形・5000形=223系、5000系5100形=E217系など)。これらの車両は主に瀬戸大橋線で使用される5000系電車を除き、予讃線の観音寺以西にある狭小トンネルの断面に対応させるため、パンタ折りたたみ高さは3900mm以内に抑えられている。また、老朽車の置換えのため、JR他社で廃車となった車両(113系)を譲り受け、大改造して導入するなどのコスト削減施策も実施している。
しかしながら、近年、JR他社の車両にに比べ、普通列車にトイレがない、特急車両にかかわらず洋式トイレがない編成がある、バリアフリー対応が遅れている、内装に特徴がないなど、JR他社の車両に比べ見劣りする部分を指摘する声も上がっていた。8000系のリニューアル工事では、洋式トイレの設置、木製のシートバックを持つシートの採用など、バリアフリーへの配慮と同時にデザインに四国らしさを反映させた。2006年に新製された1500系は1000系のマイナーチェンジ版ながらバリアフリー対策や環境対策にも配慮した意欲的な車両となっている。
[編集] 車両基地
※( )内は車両基地の略号。「四」は四国本社直轄、という意味。
[編集] 車両工場
[編集] 乗務員区所
- 高松車掌区(高松駅構内)
- 高松運転所(予讃線・高松~香西間、配線上は高松駅構内)
- 松山運転所(松山駅構内)
- 徳島運転所(徳島駅構内)
- 高知運転所(土讃線・布師田~土佐一宮間、配線上は土佐一宮駅構内)
- 多度津運転区(多度津駅構内)
- 宇和島運転区(宇和島駅構内)
[編集] 工務区所
- 土木技術センター(高松駅構内)
- 高松保線区(高松駅構内)
- 高松機械建築区(高松駅構内)
- 高松電気区(高松駅構内)
- 西条電気区(伊予西条駅構内)
- 松山保線区(松山駅構内)
- 松山電気区(松山駅構内)
- 徳島保線区(徳島駅構内)
- 徳島電気区(徳島駅構内)
- 高知保線区(高知駅構内)
- 高知工事所(高知駅構内)
- 高知電気区(高知駅構内)
[編集] グループ会社
- ウィリーウィンキー
- 宇和島ステーション開発
- 駅レンタカー四国
- ジェイアール四国ホテル開発
- ジェイアール四国バス
- ジェイアール四国アーキテクツ
- ジェイアール四国企画
- ジェイアール四国コミュニケーションウェア
- JR四国情報システム
- 四国電設工業
- 四国開発建設
- 四国鉄機
- ジェイアール四国メンテナンス
- 四国キヨスク
- よんてつ不動産
- 四鉄サービス
- 四鉄運輸
- ステーションクリエイト愛媛
- ステーションクリエイト香川
- ステーションクリエイト高知
- ステーションクリエイト徳島
- 高松駅弁
- 徳島ターミナルビル
- 本四塗装工業
- めりけんや
以下はJR四国グループの企業ではないがJR四国も出資している。
[編集] かつて存在したグループ会社
- ジェイアール四国エムエスネットワーク(コンビニエンスストアミニストップを展開していたが、2004年3月にグループ離脱、四国エムエスネットワークに社名変更、同年8月にミニストップ本社に合併)
- 四鉄商事(前身は国鉄購買部。特急列車の車内販売の営業及び四国内でRストアという名の小さな店舗を展開していたが、2000年に清算される。その後はステーションクリエイト4会社がその業務内容の一部を引き継いでいる。)
[編集] CM
現在は「阪神往復フリーきっぷ」など企画乗車券の販促を狙ったビジネスライクなものが中心になっているが、瀬戸大橋線が開通した1988年からしばらくは、全国区の著名タレントをイメージキャラクターに起用した観光キャンペーンCMが作られ、四国・岡山地域のみならず首都圏・近畿圏の各TV局でも放映された。
なお、1987年に当時の国鉄四国総局が制作したJR四国発足告知のCMでは、まだ建設工事中だった瀬戸大橋線海上区間のイメージ映像が使われた。これは新会社誕生と同時に瀬戸大橋線が開業するかのような誤解を視聴者に与えるものであり、物議をかもした。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
前身: 日本国有鉄道(国鉄バス)| 国鉄清算事業団 | ||||||
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JRバス各社: | JR北海道バス | JRバス東北 | JR東海バス | 西日本JRバス | JR四国バス | JR九州バス |
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