大友直人
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大友直人( おおとも なおと、1958年 - )は、東京都出身の指揮者である。
桐朋学園大学を卒業。 1986年から1988年は、日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者として活躍。1991年からは東京交響楽団の正指揮者、2004年からは同団の常任指揮者として活躍している。東京芸術劇場では、「大友直人プロデュースによるコンサート」を展開し、様々なソリストとも共演する。
2001年からは京都市交響楽団の常任指揮者にも就任している(1995年から正指揮者、1996年から首席指揮者に就任していた。2004年からアーティスティック・アドヴァイザーを兼任)。
また2000年春より創設された琉球交響楽団のミュージック・アドヴァイザーに就任、2001年3月には同楽団の設立コンサートを指揮、以来琉響のステージにもしばしば立つ。
レパートリーは幅広く古典から現代音楽、ポピュラーにまで及ぶ。とりわけ三枝成彰や冨田勲など邦人作曲家の作品や、エルガーやヴォーン=ウィリアムズなど英国音楽の紹介に力をそそぐ点は他の邦人指揮者に抜きんでている。