大森
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大森(おおもり)は東京都大田区の地名。住居表示では大森北、大森西、大森中、大森東、大森南、大森本町の旧大森町地域を指す場合が多い。また、調布地区を除く旧大森区の地域を称して大森と呼ぶことがある。 地理的に現在の大森駅は旧大森町の中心地にはあたらない。
古くから漁業(特に海苔)の盛んな地域であったが大正時代以降町工場が進出し漁業が衰退。さらに昭和の高度経済成長時には公害の影響により海苔の生産を中止、京浜工業地帯として多くの工場が建並んだ。1970年代後半以降、工場は地価の安い地方へと移転し、跡地には住宅マンション・学校・公園等が建設された。しかし現在においても中小企業等の町工場が多く見られる地域である。
[編集] 地名の由来
- 大森林があったことに由来するという説。
- この地域は大我井杜(おおもり)と言われていたことに由来するという説。"我井"は、武蔵の方言で"広大"の意味。
[編集] 関連項目
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